福岡市を含む17の市町で構成される福岡都市圏には大きな川がないなど、地理的に水資源に恵まれておらず、昭和53年と平成6年には給水制限を伴う大渇水を経験しました。
福岡都市圏は、深刻な水不足を解消するため、筑後川からの導水をはじめとする水資源開発を行ってきました。
現在、都市圏で使われる水道水の約3分の1は筑後川の水で賄われています。今日の安定的な水道水の供給は、筑後川流域および水源地域の皆さんの協力によって保たれています。
福岡都市圏の水事情や筑後川との関わりについては、ホームページ(「福岡都市圏」で検索)をご覧ください。
福岡都市圏広域行政事業組合は、都市圏と筑後川流域および水源地域間の相互理解などを目的に、「流域連携基金事業」として、都市圏と水源地域住民の交流イベントや水源地の森林保全、河川や海の環境保全活動など、さまざまな事業を行っています。
今年度は新たな取り組みとして、▽日本棚田百選に選ばれた、うきは市のつづら棚田を巡る「合所ダム水源の森を守る森林セラピー事業」▽筑後川流域に点在する川の駅を巡ると地域の特産品などの賞品が当たる「筑後川・川の駅スタンプラリー」―を行う予定です。
詳細はホームページ(「福岡都市圏」で検索)でお知らせします。
■問い合わせ先/福岡都市圏広域行政事業組合事務局
電話 092-733-5004
FAX 092-733-5005