福岡市では、毎年カンピロバクタ―による食中毒が多発しています。
●カンピロバクターとは
動物の消化管内に生息する細菌で、市販されている鶏肉の60%以上に付着していると報告されています。
十分に加熱することで死滅しますが、肉の内部まで入り込むため、「たたき」のように表面だけ加熱する料理の場合、内部で生き残っていることがあります。
●新鮮だから安全は間違い
カンピロバクターは鮮度に関係なく付着しています。
むしろ新鮮な方が生き残っている可能性が高いといわれています。
●予防のポイント
〈1〉肉は中心までしっかり加熱する。
〈2〉鶏の刺身やたたき、半生のレバーは食べない。
〈3〉生肉を触った手はせっけんでよく洗う。
〈4〉包丁やまな板などの調理器具は、生肉専用のものを用意するか、生肉を切る順番を最後にする。
〈5〉調理器具は使用後によく洗浄し、熱湯や消毒液で消毒する。
【問い合わせ先】
区衛生課
電話 092-895-7095
FAX 092-891-9894