社会福祉協議会が支援
「はなれてつながる」取り組みを紹介

 コロナ禍で外出や人と会う機会が減り、高齢者等の孤立やうつなどが心配されます。
対面での地域活動が難しくなる中、地域ではさまざまな工夫をして「はなれてつながる」取り組みを進めています。

愛宕校区と壱岐南校区での活動を紹介します。

●愛宕校区「すこやか教室だより」
愛宕校区ふれあいサロン「すこやか教室」を運営するボランティアは、サロンを休止している間、利用者に近況や他の利用者へのメッセージなどを尋ねるはがきを送りました。

約30人の返信を基に「すこやか教室だより」を編集し、利用者全員に配布。
「頑張って体操をしています」「また会えることを心待ちにしています」といったメッセージを共有し、思いを分かち合いました。


サロンを運営するボランティアの磯俣芳(いそまたかおる)さんは

「利用者のたくさんの返信から、それぞれの近況を知ることができて良かった」

と話しました。

●壱岐南校区「手作り弁当の配食に代えて」
毎年11月に実施している手作り弁当の配食に代えて、福祉作業所で作られたクッキーや、社会福祉協議会・地域カフェからのお知らせ、ぬり絵や童謡の歌詞等を一人暮らしの高齢者などに届けました。

受け取った人からは、

「地域の人とのつながりが感じられた」
「久しぶりに人と会話できて良かった」

などの感想が聞かれました。


社会福祉協議会は、今後も、地域での人とのつながりを絶やさないよう、感染対策を講じながら地域の福祉活動が新しい形で行えるよう支援していきます。


【問い合わせ先】
西区社協事務所
電話 092-895-3110
FAX 092-895-3109

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