住民の健康づくりや交流の拠点に
福浜公園と赤坂公園が新しくなりました

 商業施設や住宅地が多い区内で、公園は健康づくりや地域住民の交流を行う貴重な空間です。

昨年度再整備により新しくなった二つの公園を紹介します。


■福浜公園(福浜校区)
福浜公園(福浜二丁目)に、運動ができる遊具を設置しました。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)や生活習慣病などの予防に効果的な運動を身近な公園で行うことができます。

高齢化が進む同校区では、住民が自主的に健康づくりを行える環境の整備が課題となっていました。

そこで、誰もが住み慣れた地域で元気に暮らせるまちを目指す「福岡100」の「中央区健康パークステーション」事業を活用し、整備を行いました。

同事業で遊具を整備した公園は、梅光園緑道に続き、区内で2カ所目です。


公園には、楽しみながら筋力や柔軟性を高める5種類の遊具が設置されています。

今後は、西日本短期大学(福浜一丁目)の学生たちによる遊具を活用した講座も計画されています。



■赤坂公園(赤坂校区)
市は、住民の皆さんに公園への関心や愛着を高めてもらおうと、公園の整備や管理などに関するプラン作りを地域住民と共に行っています。

赤坂公園(赤坂三丁目)は、緑豊かな丘陵地・赤坂緑地に隣接する公園です。

開園後40年以上が過ぎ、施設の老朽化が目立ち、樹木が生い茂ってきたことから、再整備を行いました。

木が生育し、生き物が生息する自然を生かすために、緑地と一体になった園路にはウッドチップを敷き詰め、トイレの外壁をれんが調に整備しました。

また、階段をスロープに替え、照明灯を増設するなど、バリアフリーや安全性にも配慮しました。

公園のプラン作りに関わった同校区自治協議会の日野正則会長(73)は、

「住宅街に囲まれた貴重な緑地です。憩いの場として活用してもらえれば」

と話していました。


【問い合わせ】
「公園の管理」は区維持管理課
電話 092-718-1085、

「健康パークステーションでの講座」は区地域保健福祉課
電話 092-718-1111

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