障がいがある人の「働く」を支援する

障がい福祉サービス事業所では、障がいのある人が働くために必要予約な知識や技術を習得し、働く意識を高めてもらうために、さまざまな支援を行っています。


SMAPRE(スマプレ)PLUS(プラス)

生活介護事業所の「スマプレプラス」(中央区伊崎)は、障がいのある人たちに、食事などの支援や商品づくりなどの機会を提供し、生活に必要予約な力を向上してもらうための援助を行っています。


現在、18歳~20代前半の若者を中心に15人が活躍しており、さまざまな製品が製造されています。

人気の高い「にんにく塩」や「ジンジャーシュガー」は材料の皮むきや薄切りなど多くの工程があり、全ての利用者が関わっています。

中でも「にんにく塩」は、福岡市が「ユニバーサル都福岡市・福岡」の実現に向けて取り組む「ときめきプロジェクト」の一環で、障がい者施設の商品の中から魅力的な物を表彰する「ときめきセレクション」でニューカマー賞を受賞。



代表取締役の長嶋麻子さん(51)は、

「商品をつくり販売することで、社会の一員として働く意識をもってもらえるように心掛けています」

と話しました。



LITALICO(リタリコ)ワークス天神

就労移行支援事業所の「リタリコワークス天神」(舞鶴一丁目)は一般企業への就職を目指す障がいのある人を対象に、就労に向けて生活リズムを整えながら、働くために必要予約なビジネスマナーなどを身に付けてもらうための支援を行っています。


独自のプログラムを使った訓練や、面接対策などを実施しています。


訓練以外にも事業所内で行われる行事の企画や広報誌の作成などに、利用者同士で協力しながら取り組んでいます。


「リタリコ」とは、関わる人たちを幸せにすることが自分たちの幸せにもつながるという意味を込めた「利他利己」という造語です。


センター長の木下洋子さん(30)は

「働きたい自立したい、こうなりたいという想いを大切に、関係機関と連携しながら、安心して働ける環境や仕事を見つけられるようサポートしています」

と語ってくれました。




【問い合わせ先】
SMAPRE PLUS
電話 092-791-1299
FAX 092-791-1392

LITALICOワークス天神
電話 092-720-7530
FAX 092-720-7531

  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン