きれいな水の秘密をさぐろう！

じゃ口(ぐち)をひねれば当(あ)たり前(まえ)のように出(で)てくる水(みず)。だけど、その水(みず)はいったいどこから来(き)てるんだろう？水道(すいどう)の水(みず)が、みんなの家(いえ)のじゃ口(ぐち)に届(とど)くまでの長(なが)い長(なが)い道(みち)のりをじっくり観察(かんさつ)してみよう！

大(おお)きな大(おお)きなダムには、水(みず)をためておく役割(やくわり)があるんだ。川(かわ)の水(みず)が少(すく)ないときには、ダムにためた水(みず)を流(なが)して川(かわ)の水量(すいりょう)を増(ふ)やしたりするんだよ。

森林(しんりん)のはたらき
森林(しんりん)には、二酸化炭素(にさんかたんそ)をどんどん吸(す)い込(こ)んで地球(ちきゅう)が暑(あつ)くなるのをおさえたり、光合成(こうごうせい)により酸素(さんそ)を出(だ)すはたらきがあります。しっかりと根(ね)をはって土(つち)や石(いし)をつかんでいるから、土(つち)が流(なが)れ出(で)るのを防(ふせ)いだり、強(つよ)い風(かぜ)を防(ふせ)いでくれます。また、スポンジのように雨水(あまみず)などを吸(す)い込(こ)んで地面(じめん)に水(みず)をたくわえるはたらきもあり、長(なが)いあいだ雨(あめ)が降(ふ)らないとき［渇水時(かっすいじ)］にも、少(すこ)しずつ川(かわ)に水(みず)を流(なが)してくれるのです。もしも山(やま)に木(き)がなかったら雨水(あまみず)の半分以上(はんぶんいじょう)が地面(じめん)に流(なが)れてしまい水(みず)をたくわえることができなくなってしまいます。

ダムのはたらき
川(かわ)の水(みず)が多(おお)いときはダムにためておき、少(すく)ないときは水(みず)を流(なが)して川(かわ)の水量(すいりょう)を増(ふ)やすなどして、利用(りよう)しやすいように量(りょう)を調節(ちょうせつ)します。ダムにためられた水(みず)は、管理事務所(かんりじむしょ)の人(ひと)たちが水質(すいしつ)や水温(すいおん)を調(しら)べたり、木(き)や落(お)ち葉(ば)などの掃除(そうじ)を行(おこな)って守(まも)ってくれています。