10月4日(日曜日)に行われた、塩原校区自治協議会主催の校区防災避難訓練に区長が参加しました。
各町内ごとに危険場所、避難所を確認しながら歩きます
動きやすい「けん引式補助装置付き車いす」を使った搬送訓練
各町内ごとに指定された一時集合場所に集まってから、皆で防災訓練を行う塩原小学校へ向います。
防災訓練では校区住民が約300人集まり、要介護者を搬送する想定で、応急担架やストレッチャー、リヤカーによる搬送を体験しました。毛布を使った担架による搬送訓練では、担架の作成が難しかった、との声が聞かれました。
避難訓練の最後に生活班を担当した校区男女共同参画協議会の皆さんによる、おにぎりと豚汁が振る舞われました。
校区自治協議会の甲斐田会長は「朝早くから準備をしたが、みなさんがおいしいと言ってくれて疲れが吹き飛びました」と話していました。
引き続き行われた「こんにちは区長です」懇談会では、一時避難ビルや、要介護者の搬出計画といった、塩原校区の災害対策について活発な意見が出されました。
あいさつをする吉村区長
あいさつをする校区自治協議会 古屋会長
吉村区長は、「校区の防災意識が高く、要援護者の搬出方法や、大雨が降った時の一時避難所など、災害時の想定をしっかり考えていると感じた。これからも月一度開催される防災研究会でマンションや地域にある事業所を活用した、より精度の高い防災計画を立てていってほしい。行政としても今後も校区が安全・安心な街になるように協力していきたい」と話しました。