8月21日に大池公民館で「博多おはじきづくり教室」が開講されました。講師は博多人形 伝統工芸士の梶原 正二先生です。小学校1~6年生37人が参加しました。
博多おはじきの絵付けに取り掛かる前に、梶原先生から博多人形の歴史について講義がありました。
博多人形は約400年の歴史があり、約100年程前の時代に博多人形という名前が付いたそうです。城南区から南区にかけて採れる粘土を使用して作っています。造形したものを1000度のかまどで焼いて、真っ白になったものに絵の具で色を付けていき、博多人形を完成させていくそうです。
梶原先生の講義のあとは、いよいよ博多おはじきづくりです。何も色がついていないおはじきに、子どもたちが思い思いの色を塗っていきます。
梶原先生が色を付けたお手本です
細い筆を使い、好きな色を塗っていきます
子どもたちの自信作を見せてもらいました
みんなとてもよくできていました
梶原先生は「博多人形を知る人は年々減っています。博多おはじきづくり教室をきっかけに、子どもたちに博多人形について知ってもらいたいと思っています。子どもたちはとても楽しそうに取り組んでくれました。良かったと思います」と話していました。
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。
メール・ファクスの場合は、確認のため住所、氏名、電話番号をお書きください。
土日、年末年始はメールへの返信が遅れる場合があります。