主催:野多目公民館
協賛:野多目校区自治協議会(男女共同参画協議会)
今は、核家族化が進み、親と子の世代が別々の生活をすることも多くなりました。そのためか、連れ合いを無くし、やる気をなくしてコンビニや弁当店に頼り、弁当ガラに囲まれて生活をしている「おひとりさま」の男性も少なくありません。
「男性の料理教室」は、やる気を養い、寂しさを払いのけ「有意義なよりよい人生」を送るために必要な取り組みであると思います。今回の教室には20人が参加しました。
講師の猪俣美津子先生(管理栄養士)の講義を真剣に聴く参加者
健康を保つには毎日の食事が肝心です。「健康食の講義」では次の6つの基本を守ることが大事というお話しがありました。
手順を間違えると見てくれも味も変わります。大事な注意事項を話す先生
「男女共同参画協議会」の人たちのアドバイスを聞くことも大事です
大根、ニンジンは半月切り、ゴボウは皮をむいて斜め切り、玉ネギは櫛切り、オクラは二つ切りかな?
公民館長のニンジンの千切りはプロも顔負け。手さばきの早さには感服
初心者とは思えない、手つきの良い包丁さばきに感心
料理はそれぞれ火にかけられ、出来上がりを待つ人たち
いただきます
ウン、うまか!ようできとう!
「メタボリックシンドローム対策には、野菜ばどんどん食わんといかんげな」と談笑しながらの食事
サツマイモ入り小松菜のごまみそ和え
大根のチリメン和え
ホタテと白菜のミルク煮
甘納豆入りひき茶ゼリー
わけぎとワカメのぬた
豚肉と根菜のうま煮
~おわりに~
昔は、男性が炊事場(台所)にいると「見たみなか(見苦しい)あっちに行きんしゃい」と言われることもあり、「炊事は女性の仕事、男性はしなくてもいい」という考え方もありました。
男性が料理しない、出来ないのもこういった考え方による甘えがあったかもしれません。しかし、今は通用しないようです。
男は「料理が出来ない」のではなく「料理しない」だけで今回の「料理教室」のように見事な手料理が作れるのです。
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。