毎年恒例行事となっている「しめ縄作り」が、12月25日(金曜日)の冬休み初日に野多目公民館で開催されました。
当日は児童22人と保護者2人が「しめ縄作り」に挑戦し、校区在住の長野さんと真海(しんかい)さんが作り方を指導しました。
講師の真海さんと長野さん
参加者全員が縄作りに取り掛かりました
「しめ縄作り」は、まず30本から45本の稲わらの根元をひもで結び、その稲わらを3束に分けます。2つの束を足で固定し、それぞれ右巻きに撚(よ)りながら締め上げていきます。2束で編み上げたものに、残っているもう1束を加えて左巻きで撚って、三つ編みの縄を作ります。
この作業は初めての人にはとても難しく、皆さん悪戦苦闘していました。
稲わらを3束に分けます
手つきの良い公民館長
上手に編んでいますね
お母さんたちも2人がかりで必死に編んでいます
ほうら、僕が編んだ縄だよ
しめ縄にミカンと松ぼっくりを取り付けます
飾り付けの材料と工具
しめ縄の飾りを作っているところです
うまく出来たでしょ。うれしいわ
輪飾りができたよ
頭にかぶって寿司屋さんの鉢巻きだよ
教えていただき、ありがとうございました
わらに初めて触れる児童、器用にわらを撚る児童とさまざまでしたが、講師の手ほどきを受けながら一生懸命に全員がしめ縄を完成させました。参加者にどこに飾るのか尋ねたところ、「玄関」「机の上」「おじいちゃんの家」などの答えが返ってきました。
地域の方の指導で、正月を迎えるための伝統文化を継承できたことは、大変喜ばしいことであり、また児童たちにとっても冬休みの楽しい思い出になると思います。
「しめ縄作り」を企画していただいた公民館の皆さん、指導していただいた講師の皆さん、協力していただいた男女共同参画協議会、校区老人クラブ、民生委員の皆さん、ありがとうございました。
立派なしめ縄が完成し、ご満悦な参加者たち
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。