現在位置:福岡市ホームの中の南区の中の魅力・イベントの中の校区の魅力から【長丘校区】長丘-高宮循環バス出発進行!
更新日: 2012年8月8日

【長丘校区】
長丘-高宮循環バス出発進行!


長丘の町は、鴻巣山を背に全体が南向きの明るい町です。人口もここ数年増加傾向にあり、過去10年間で5.7%増加しています。14歳以下の割合が南区で最も高く、40代、50代前半が多いということも特徴です。(平成24年度健康なまちづくり懇談会資料より)

とはいえ、65歳以上の高齢者も多く暮らしています。長丘校区は南向きに傾斜して坂が多い地域ですので、高齢者にとってこの坂の上り下りが買い物など外出の妨げになっているのも現状です。


坂を上る中学生

自転車の中学生にも厳しいこの坂


この坂の多い長丘の住宅街を西鉄バスが走ることになりました。平日36便、土曜日18便、日曜日16便で、5月28日から11月30日までの試行運行ですが、地元の期待も大きく、運行が始まって2カ月、利用者の喜びの声も聞かれるようになりました。


循環バス路線図

循環バス全形

長丘コーポ前を走る循環バス


バスは住宅街の比較的狭い道路を通るため、座席数13席の小さなバスです。
高宮駅を出発して、多賀一丁目、大池二丁目、長丘二丁目、長丘四丁目、長丘五丁目からまた長丘二丁目を通り、穴観音、大池公民館前、福海公園前を通って高宮駅に戻るという循環バスです。

普段はスクーターでどこにでも出掛ける私も、話題の循環バスに乗ってみました。
「長丘二丁目第1」のバス停から乗車です。すでに3人のお客さんが待っています。
バスは定刻にやってきました。さあ、乗り込みます。


循環バスに乗り込む人

長丘二丁目第1バス停は長丘でも坂の上にあるので、利用者も多いようです


新市楽池の前を走る循環バス

長丘三丁目の新市楽池の前を走る循環バス


その後、バスは何人かの乗降者があり、約25分かけて高宮駅に着きました。高宮駅では、10人ぐらいの人が降りました。


循環バスが高宮駅に到着しました

高宮駅とアミカスの間の道路が降車場。雨が降っていてもほとんど濡れずに駅に入れます


一緒に下車した人に話を聞いてみました。
「長丘五丁目1区」から乗車した、長丘三丁目の柴田さんは、「2歳の男の子を連れて循環バスを利用し、電車に乗り継いで天神まで行っています」と話していました。
また寺塚に住んでいる60代の女性は、「高宮駅から電車で、よく白木原に行きます。循環バスが走る前は55番のバスを利用して高宮駅まで歩かなければいけませんでしたが、このバスのおかげで便利になりました」と話していました。
また「長丘四丁目第1」から乗車した行實(ゆきざね)正臣さん、泰子さんは「2人ともグランドパスを持っているので、週に3日ぐらいはバスで出掛けます。この路線は高齢者に優しいです」と嬉しそうでした。

運転手の伊藤元気(もとき)さんも「この循環バスは静かな住宅街をゆっくり走るので、私にとっても癒やしの路線です」と話してくれました。

さて、近くのスーパーや菓子店、八百屋、薬局で買い物をして約1時間後、両手いっぱいの荷物を抱えてまたバスに乗り込みます。


バスに乗車している人たち

バスの中は少し狭く、乗降口は前方に1カ所です


すれ違う循環バス

福海公園辺り。この付近から多賀一丁目まで狭い道が続きます


離合が困難な場所は、路肩に止まって待ちます。運転手同士無線で連絡を取り合っているそうです。
ニモカカード利用者に限り、90分以内に同じバス停からバスに乗れば、乗り継ぎ割引が適用され、最大で80円割引されます。帰りは、「長丘二丁目第1」まで約10分、運賃は100円でした。

この路線を利用する学生も多く、高宮や久留米方面の学校に通う中学生や高校生も利用しているようでした。

5月28日から6月27日まで、土日・祝日を除いた1日の利用人数は平均で474人、一便当たり13.2人(西日本鉄道株式会社 南主管営業所調べ)です。もっと利用してほしいと思います。

バス停の位置、走行する時間帯などに、地域からの意見や要望も出てきているようなので、改善してもらいながらこの路線が定着していけば、通勤や通学、買い物などでの利用にさらに親しまれていくことだと感じました。


このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。