現在位置:福岡市ホームの中の南区の中の魅力・イベントの中の公民館・校区情報から【長丘校区】長丘小学校「夢の課外授業」 地域の大人が先生役
更新日: 2013年3月4日

【長丘校区】
長丘小学校「夢の課外授業」 
地域の大人が先生役

2月15日(金曜日)と19日(火曜日)の二日間、長丘小学校は、地域の大人12人を先生役のゲストティ―チャ―として招き、自分の仕事についての授業を行う「夢の課外授業」を行いました。
古賀清隆校長は、「この授業は子どもたちが抱いている将来への夢の可能性を広げること(キャリア教育)を目的に、子どもたちの身近にいる地域の大人から、自分の仕事の内容や楽しいこと・つらいこと、仕事に就くためにどんな努力をしなければならないのかなどを話してもらうものです」と話していました。


教壇に立つ鶴田先生

身振り手振りで授業を進める鶴田先生


長丘四丁目で保険代理業を経営している鶴田勝也先生は、保険の仕組みや事故に遭った時の対応の他、お客様の立場に立ち、親切・丁寧に親身になって問題を解決する心がまえについて授業しました。


教壇に立つ井先生

子どもたちの瞳を見つめて授業する井先生


長丘三丁目3区の井 洋雄(い ひろお)先生は元広島カープの投手で、ホークスの王会長と同期です。現役時代に王選手や長嶋選手と対戦したときの話や勝負における心と体の準備、練習の大切さについての授業に、子どもたちは食い入るように聞き入っていました。


教壇に立つ原先生

図を使って授業をする原先生


長丘五丁目2区でビル管理会社を経営している原 良二先生は、自分の長所をきちんと見つけ、得意な事をしっかりと伸ばすことの大切さや、信頼される人間になるよう自分自身を磨くことが大切と授業を進めました。

授業が終わったゲストティ―チャ―たちは「先生役で教壇に立った時の子どもたちのまっすぐな瞳が印象的でした。授業を進める難しさや伝える喜びなど、逆に勉強になりました」と感想を述べていました。
6年生の児童たちは「近所のおじちゃん先生たちのおかげで、いろいろな話が聞けました」と話していました。
6年生学年主任の尾倉先生は「この授業は、たくさん協力してくださる長丘のみなさんのおかげでできました。子どもたちは、身近で顔なじみの大人からじかに話を聞くことができ、質問もしやすかったので素直に学べたことでしょう。これから成長していく子どもたちにとって、とても有意義な授業でした」と感謝していました。


このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。