現在位置:福岡市ホームの中の南区の中の魅力・イベントの中の桧原桜賞から第8回桧原桜賞(桧原桜とは)
更新日: 2020年2月7日

第8回桧原桜賞(桧原桜とは)


桧原桜とは

昭和59年3月,福岡市南区の一隅・桧原にある樹齢50年のソメイヨシノ9本が,道路拡幅工事により伐採されることになりました。


1本が伐られた翌日の未明,一人の住民が桜に次の歌を下げて,市長に「最後の花を咲かせて」と嘆願したのです。



筑前花守(も)り進藤市長殿

 「花あわれ せめてはあと二旬(にじゅん) ついの開花をゆるし給え」

・二旬:二十日間    ・ついの:最後の

桧原桜と助命嘆願の色紙の写真

桧原桜と助命嘆願の色紙


この短歌が,偶然にもある会社社長の目に触れ,それをきっかけとして,マスコミに桜助命嘆願が大きく取り上げられるや,あまたの短歌が桜の枝に吊り下げられました。


その中には・・・


「桜花(はな)惜しむ 大和心(やまとごころ)の  うるわしや とわに匂(にお)わん 花の心は」

 香瑞麻

の1首があり,のちに進藤一馬福岡市長の返歌であることが分かりました。


そして,道路拡幅計画は一部変更され,8本の桜が命永らえることとなりました。



道路拡張工事の写真

道路拡張工事の様子


この話は作曲家團伊玖磨さんが随筆「パイプのけむり」に書かれ,ワールドマガジン「リーダーズ・ダイジェスト」に掲載され,世界中に広く知られることになりました。


また,小学生の道徳副読本にも採用されています。



30年以上の時を経た今,一帯は「桧原桜公園」として平成19年から整備され,地域の人々の憩いの場となっています。


また,8本だった桜が13本となり,桜の季節には美しい花を咲かせています。


当時の桧原桜(道路拡張工事前)の写真 当時の桧原桜(道路拡張工事後)の写真 桧原桜公園

(左)道路拡張工事前の桧原桜,(中)道路拡張工事後の桧原桜,(右)現在の桧原桜公園


  
桧原桜エピソード動画へ


過去の経緯・イベント


昭和59 年 3 月
都市計画道路「平尾桧原線」の道路拡張工事で桜9 本のうち1 本を伐採(3 月10 日)。翌日(3 月11 日)の朝,短歌により助命嘆願。住民と行政の心のキャッチボールにより「桧原桜」が伐採を免れる。
昭和59 年 4 月
「アサヒグラフ」の「パイプのけむり」に「ついの開花」としてエピソードを掲載
昭和60 年 4 月
「リーダーズダイジェスト」4 月号に転載
平成 6 年10 月
歌碑建立(福岡さくらの会 寄贈)
福岡県版道徳副読本「いきるちから」(小1,平成13年),「自分をのばす」(中3,平成15年),「みんなのどうとく」(小6,平成17年)に掲載
平成21 年 4 月
桧原桜公園整備完了
平成21 年10 月
ファンタジー「桧原さくら物語」上演
平成22 年 3 月
第1 回「桧原桜賞」表彰式・作品集発行
平成22 年12 月
新作能「桧原桜」上演
平成23 年 3 月
第2 回「桧原桜賞」 東日本大震災により表彰式は中止
平成24 年 3 月
第3 回「桧原桜賞」,桧原桜ウォーキング(5.5キロメートル)
平成25 年 3 月
第4 回「桧原桜賞」, 團伊玖磨 合唱組曲「筑後川」IN桧原
平成26 年 3 月
第5 回「桧原桜賞」表彰式
平成27 年 3 月
桧原桜のエピソード動画完成
 
桧原桜公園に「さくらのポスト」設置
 
第4回平成外環ウォーキング大会と連携
平成27 年 4 月
博多よかたいプレゼンツ「ひばるの桜」演劇公演
平成28 年 3 月 第6回「桧原桜賞」表彰式・記念イベント
平成30 年 3 月
第7回「桧原桜賞」表彰式・記念イベント
令和2 年 3 月
第8回「桧原桜賞」表彰式・記念イベント




 
主催:桧原桜賞実行委員会    共催:福岡市    協賛:(株)九電工
後援:福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
    西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、朝日新聞社
    福岡市内郵便局
問い合わせ先:南区 総務部 企画振興課    住所:福岡市南区塩原3 丁目25-1 本館1F
TEL:092-559-5064    FAX:092-562-3824  E-mail:
hibaru@city.fukuoka.lg.jp