丹波焼甕 (中世)
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丹波焼は12世紀後半頃から兵庫県篠山市今田町一帯の窯で焼かれた陶器である。胴が大きく張り、口縁は小さく外反させている。赤褐色から黒褐色を呈し、よく焼き締まっている。丹波焼の出土分布は兵庫県北部から京都府に限られ、中国地方以西での出土はほとんどない。博多遺跡群での出土は特異であり、博多が様々な商品の集散地であったことを物語っている。14世紀前半。器高53.5cm、口径36.0cm、胴径50.0cm、底径19.0cm