桔梗双雀鏡 室町(後期)
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博多遺跡群8次調査出土。面径5.2cmの小形鏡で、原遺跡19次出土鏡の外区を除き、鈕を花座鈕から亀形鈕に、亀甲文を桔梗文に置き換え、2羽の雀と亀の口を接した形にすれば、本鏡が出来上がる。このような図案の創出過程を考えるうえで興味深い資料である。 時期は中世後期であろう。