菊花文鏡 室町(後期)
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樋井川A遺跡1次調査大溝SD126上部客土層出土。埋納遺物として笄・金銅製柄頭・永楽銭・寛永銭と出土している。面径6.3cm、縁の幅・高さともに0.4cm。菊の花枝3本をあしらう。鈕孔には麻紐が残存。文様は中国もしくは高麗の系統で12〜14Cの古い様相が見受けられるのに対し、埋納の年代は16C末〜17C前半と新しく、制作年代の決定が難しい。