朝鮮系無文土器甕 (弥生・前期)
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口縁部に断面円形の粘土紐を巻き付け、胴部が張る甕で同時期の弥生土器とは異なる形態を持つ土器である。これは朝鮮半島南部の後期無文土器時代前半段階の土器の特徴である。このような土器が諸岡B遺跡ではまとまって出土しており、朝鮮半島からの渡来人が居住した集落であったと考えられている。器高21.0cm、口径17.0cm、底径6.3cm