ハソウ・樽形(たるがた)ハソウ 古墳時代中期(5世紀)
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壺形の須恵器の中で、胴部に小さな穴があいたものをハソウ(写真右)と呼んでいます。壺形のほかに家や鳥の形をしたものもあり,展示品(写真左)のような樽の形をしたものは樽形ハソウと呼ばれています。
胴部の穴に竹管を差し込んだ形状のハソウを両手で捧げ持つ人物埴輪の例(静岡県郷ヶ平6号墳)から,液体を注ぐための土器と考えられています。