S字状口縁台付甕 古墳(初頭)
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脚台がつく煮炊き用の甕で、口縁部が小さく「S」字状に屈曲する東海地域にみられる土器。器壁は非常に薄く、外面には深く鋭い櫛状工具によるカキ目がみられ、肩部に平行線文が施されている。製作技法や細部の形態・色調・焼成などの共通点から模倣品ではなく、東海地域からもたらされた搬入品であると考えられる。器高19.5cm、口径12.2cm、胴径17.6cm