2015年3月現在
九州大学工学部 6名
(機械,電気,広報,会計担当に分かれて活動)
1.工学を学んでいること,2.大学近くに豊かな自然があること。以上の点が私たちの強みです。その強みを最大限に活かせる,他にない活動として,現在のプロジェクトをスタートさせました。学生自身が発電機を手作りし,地域への導入を目指すことで,自然エネルギーの安定供給と電気の「地産地消」のモデルづくりに挑戦します。
水の力を使って発電する水力発電のうち,身近な川や用水路の流れを利用した発電量の小さいものを,小水力発電といいます。私たちはこの小水力発電の中で,24時間安定した電力が得られる点や,身近な川の流れを利用できる点に着目しました。
主な活動は水力発電機の製作や,電気回路の製作です。「手軽さ」をキーワードにしており,自転車の発電機やノコギリなど,身近な素材や工具のみを使うことを心がけています。さらに,完成した発電機は糸島市波呂地区(九州大学から約15km)の用水路に導入する計画です。それに向け,波呂地区の実地調査や発電ポテンシャル調査を行っています。発電した電気はバッテリーに蓄電し,LED街灯をはじめとした用途に対応します。
専攻で学んでいる工学の知識を活用してプロダクトを製作し,それを設置することで社会に価値を還元するというこの活動の流れは,実際の社会での「メーカー」のビジネスモデルに非常に近く,とても実際的な内容です。また,同じ工学部所属であっても,電気に強い人,アントレプレナーシップを学んでいる人など,メンバーはそれぞれ違った強みを持っています。その上で,一人一人が自分の能力を発揮しているため,創造的でオリジナリティあふれる活動をすることが可能となっています。
所在地:福岡市西区元岡744
E-mail:shokichimicro@gmail.com
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