結核は、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。
過去の病気のように思われがちですが、現在でも年間に国内で10,235人、福岡市では143人(令和4(2022)年)の方が新たに結核患者と診断されています。
結核の症状は、咳、痰、発熱、血痰、胸痛、倦怠感、寝汗、体重減少などです。
「せきが2週間以上続く」「タンが出る」「からだがだるい」「急に体重が減る」など気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。(咳症状がある場合はマスクをしてください)
早期発見、早期治療は、本人の重症化を防ぐだけでなく、大切な家族や友人、職場などへの感染を防ぐためにも重要です。
医師の指示にしたがって毎日きちんと薬を飲むことで治るようになっています。
通常、痰に結核菌が出ていない場合は人にうつす恐れがないため通院治療となりますが、痰に結核菌が出ている場合は、菌が出なくなるまで入院して治療する必要があります。
厚生労働省の基準に基づき、集団感染事例を公表しています。
公表事例は、下記のサイトをご覧ください。
結核集団感染事例について(福岡市ホームページ)
本手引きは、院内及び施設内における結核感染対策を目的に、厚生労働科学研究「結核の革新的な診断・治療及び対策の強化に関する研究」により策定されたものです。
従来の「結核院内(施設内)感染予防の手引き」(平成11年10月厚生省新興再興感染症研究事業)に代わるものとしてご活用ください。
部署:保健医療局保健所結核対策課
住所:福岡市中央区舞鶴2-5-1
電話番号:092-791-7096
FAX番号:092-406-5075
E-mail:kekkakutaisaku.PHB@city.fukuoka.lg.jp
部署:保健医療局健康危機管理課感染症政策係
住所:福岡市中央区天神1-8-1
電話番号:092-711-4270
FAX番号:092-733-5535
E-mail:kenkoukikikanri.PHB@city.fukuoka.lg.jp