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福岡市における新型コロナウイルスワクチンの接種について
現在、国内外で新型コロナワクチンの開発が進められ、新型コロナワクチンの効果や安全性等については確認されておりますが、ファイザー社及び武田/モデルナ社の新型コロナワクチンは2回の接種によって、約95%の有効性で発症(発熱やせきなどの症状が出ること)を防ぐ効果が認められています。
なお、ワクチンを接種した方は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されていますが、ワクチンを接種した方も接種していない方も、共に社会生活を営んでいくことになるため、ワクチン接種後も感染予防対策を継続していただくようお願いします。
強制ではありません。ご本人の同意のうえで接種していただくことになります。
一般に、次のような方はワクチンの接種を受けることができません。ご自身が当てはまると思われる場合は、ワクチンの接種を受けても良いか、かかりつけ医にご相談ください。
一般に、次のような方はワクチンの接種を受けるにあたって注意が必要です。ご自身が当てはまると思われる場合は、ワクチンの接種を受けても良いか、かかりつけ医にご相談ください。
全額公費での接種となり、料金は無料です。
一般的にワクチン接種後には、接種部位の痛み・腫れ、発熱、頭痛などの「副反応」が生じる可能性があります。治療を要する・障がいが残るほどの副反応は、極めて稀ではあるものの、何らかの副反応が起こる可能性をなくすことはできません。
なお、ワクチン接種後は15分~30分経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行うよう定められており、福岡市においても各接種会場で接種後の経過観察を行うとともに、アナフィラキシー対応用の医薬品の準備をしています。
接種後に副反応に関する相談がしたい場合は、「福岡県新型コロナウイルスワクチン専用ダイヤル」で相談が可能です。
新型コロナワクチンの接種後に、アナフィラキシーとして報告された症例については、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、専門家による評価がなされており、これまでの報告によって安全性において重大な懸念は認められないと評価されております。
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)
アナフィラキシー症状とは、薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることがあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧の低下を伴い、意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)や脱力を来すような場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
特定のワクチンだけに起きるものではなく、例えばインフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告では、因果関係があるかどうか分からないものも含め、1シーズンで約20件のアナフィラキシーが報告されています。
ワクチンの接種後もしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。
ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。
ワクチン接種後、副反応等の医学的知見が必要となる専門的な相談については、「福岡県新型コロナウイルスワクチン専用ダイヤル」で相談が可能です。
制度の詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。
マイナンバーカードがないとワクチンの接種ができないということはありませんが、受付時にご提示いただく本人確認書類としては有効です。
接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。また、複数のワクチンが供給されている場合も、2回目の接種では、1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを接種する必要があります。
ワクチンの薬事承認に当たっては、有効性や安全性を慎重に審査するため、薬事承認を得たワクチンは、いずれも一定以上の効果があると考えられます。
一般論として、ウイルスは絶えず変異をおこしていくもので、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではありません。
また、ファイザー社のワクチンでは、変異株の新型コロナウイルスにも作用する抗体がつくられた、といった実験結果も発表されています。
承認申請がなされた新型コロナワクチンの審査に当たっては、変異株に関する情報も含め、引き続き様々な情報を収集しつつ、国の方で適切に有効性、安全性等が確認されることとなっています。
原則として住民票所在地の市町村で接種するため、福岡市に住民票がある満12歳以上の方に接種券を送付しています。
出産のために里帰りしている妊産婦、遠隔地へ下宿している学生、単身赴任者は、やむを得ない事情があり、住民票所在地において接種を受けることができない者として、住民票所在地以外でのワクチン接種が認められています。
接種を受けるためには、住民票所在地から送付される接種券を受け取った後に、福岡市に対して「住所地外接種届」を提出していただき、福岡市が発行する「住所地外接種届出済証」を入手したうえで、接種の予約手続きをしていただく必要があります。
長期入院・入所中の方は、やむを得ない事情があり、住民票所在地において接種を受けることができない者として、住民票所在地以外でのワクチン接種が認められています。
入院・入所中の方は、申請を行わずとも住民票所在地以外での接種が可能ですが、住民票所在地から送付される接種券を入手したうえで、接種の予約手続きをしていただく必要があります。
基礎疾患を持つ方は、やむを得ない事情があり、住民票所在地において接種を受けることができない者として、住民票所在地以外でのワクチン接種が認められています。
基礎疾患を持つ方は、医師に申告を行うこと等により、申請を行わずとも住民票所在地以外での接種が可能ですが、住民票所在地から送付される接種券を入手したうえで、接種の予約手続きをしていただく必要があります。
福岡市に住民票がある方が、市外のかかりつけ医のもとでの接種を希望される場合は、福岡市から送付する接種券を
受け取り後に、接種を希望する医療機関での接種が可能かどうか、かかりつけ医又は医療機関が所在する市町村にお問い合わせください。
11歳以下へのワクチン接種が可能となったことから、令和4年3月から、5歳から11歳の方の接種も実施します。ファイザー社の小児用ワクチン(大人用とは用量・用法が異なる)を、3週間の間隔をあけて2回接種します。
詳細は福岡市ホームページをご確認ください。
原則として、居住の実態のある外国人は対象となります。
妊娠中、授乳中の方も、ワクチンの接種を受けることができますが,お悩みの方は、主治医とご相談ください。
なお、日本産婦人科感染症学会・産婦人科学会からは、「感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する」と提言されています。
また、授乳中の女性については、現時点で特段の懸念が認められているわけではなく、海外でも接種の対象とされています。
なお、現在11歳の方については、12歳の誕生日を迎えた翌月に接種券を送付しますので、接種券が届き次第、接種予約が可能になります。
国が定めた接種順位は下記のとおりです。
また、福岡市では、訪問・通所の介護従事者や保育士、教員などは、市独自に優先接種を行っています。
ワクチンは徐々に供給が行われるため、ワクチンの量は一定限られることになります。
この点、国においては、一定の接種順位を決めて接種を進めていくとしています。 医療提供体制を守ることや、重症化リスクの高い方からを優先的に接種することを基本的な考え方としたうえで設定されているものです。
福岡市においては、感染症の専門家等を含めて行ったワクチン接種体制検討会議において、訪問・通所の介護従事者や保育士、教員の方などは、優先的に接種すべきとの意見が出されたことを受け、市独自で優先接種を行っています。
国の示す基準では、基礎疾患を有する人とは、次のように例示されています。
1.令和3年度中に65歳に達しない人であって、次の病気や状態の方で、通院・入院している方
2.基準(BMI30以上)を満たす肥満の方
※BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
BMI30の目安は、身長170cmで体重87㎏、身長160cmで体重77㎏です。
基礎疾患の有無については、市では把握できません。また、個別具体的な病状について、医学的見地からの該当の可否の判断は致しかねますので、主治医の先生にご相談ください。
基礎疾患を有することについての診断書等は必要ありません。予診票に記載していただき、必要があるときは、問診で病気や治療の状況などを確認します。
コロナワクチン予約空き状況検索ページで、接種可能な会場・クリニックや予約の空き状況の確認が可能です。
※これら施設等での接種の他、高齢者施設等への「出張接種」を実施しています。
ワクチン接種可能なクリニックとして、市内800か所以上のクリニックが登録されています。
接種可能な医療機療機関の一覧をご確認いただくか、かかりつけ医にご相談ください。
以下の施設に集団接種会場を設置しています。
寝たきり状態にある集団接種会場に行くことができない人を対象として、医師等をご自宅へ派遣してワクチン接種を行う訪問接種を行っております。申請方法や利用要件などは訪問接種(在宅療養者対象)に関するページをご覧ください。
ワクチン接種の際に必要となる券のことです。
住民票の情報をもとに、ワクチン接種の希望の有無に関わらず、接種の対象となる人お一人おひとりに郵送でお届けします。
接種の対象となる満12歳以上の方に対して、お一人おひとりに郵送でお届けしています。
接種券は住民票の登録場所に発送いたします。
住民票の登録場所とは別の住所への送付を希望する場合は、郵送により、接種券再発行申請書兼送付先変更申請書及び本人確認書類の写しの提出が必要です。
接種を受けるためには、接種券が必要です。
再発行しますので、再発行の申請を行ってください。
通所介護(デイサービス)施設の利用者や従事者も同時接種が可能です。
可能です。住民票がある自治体から発行された接種券を使用して接種を受けてください。
福岡市で受付を行う出張接種の申込予約は、福岡市内の医療機関等に限ります。市外の医療機関等と調整のうえ出張接種の実施を希望される場合は、医療機関等が所在する自治体にご相談ください。
新型コロナワクチン接種は、接種実施医療機関として市に登録されている医療機関等で実施することができますので、当該医療機関等と調整を行ってください。なお、接種実施医療機関の一覧を市ホームページに掲載しています。
いずれも可能です。ただし、接種日時ごと、医療機関等ごとに申込予約や実績報告が必要です。対象者の接種日時、医療機関等が分かるようにしておいてください。
出張接種は、高齢者施設等が医療機関等と調整して施設内で入所者等の接種を行うものです。そのため本来は対象外ですが、特別な事情があるときは出張接種に準ずるものとしてワクチンを手配できる場合もあります。個別に出張接種担当にお問い合わせください。
接種に必要な物品等は医療機関等が準備します。その他、必要に応じて医療機関等との調整のうえ、会場設営や経過観察などへの協力をお願いします。
施設内での接種にあたり、特別な費用負担はありません。また、接種に必要な物品等は医療機関等が準備します。
ワクチン接種は強制ではありません。接種を希望する場合は本人の同意が必要です。接種対象者へは、ワクチンの接種に関して十分な説明のうえ、接種医が予診を行ったあと、予診票の同意欄へ署名をお願いしてください。また、認知症などで本人の意思の確認が困難な場合は、家族や後見人、嘱託医等の協力を得ながら意思を確認してください。
なお、本人が接種を希望されているものの何らかの理由で予診票に自署が困難な場合は、家族の方や施設職員の方など、本人の接種の意思を確認した方に代筆していただくことが可能です。
申込予約の内容に応じて、接種に必要な量のワクチンを接種予定日の前日までに医療機関等に配送します。また、配送前(概ね2開庁日前)に、何日に届くかを記載したワクチン配送票を医療機関等にFAXします。事前に、具体的な配送日を確認されたい場合は、出張接種担当にお問い合わせください。
ワクチン接種後15~30分の経過観察中に副反応がた場合は、接種医が必要な対応を行います。
また、その後に発熱などの副反応が出ることがあります。その場合は、入所者の状態に応じて接種医等に相談するとともに、緊急時は119番による救急対応等をお願いします。