新型コロナウイルス感染症にかかった後、ほとんどの方は時間の経過とともに症状が改善しますが、一部の方で長引く症状があることが分かってきました。
新型コロナウイルス感染症に感染した人に見られる、2か月以上症状が持続し、他の疾患による症状として説明がつかない罹患症状が、いわゆる「後遺症」と言われています。
後遺症の主な症状は、倦怠感、呼吸困難、筋力低下、集中力低下、脱毛、睡眠障害、味覚障害、咳などがあります。
後遺症の症状の多くは時間の経過とともに改善しますが、中には、倦怠感や咳などの症状が1年以上続く場合があります(下表参照)。
出典:第86回(令和4年6月1日)新型コロナウイルス感染症アドバイザリーボード資料
まずはかかりつけ医へご相談ください。
かかりつけ医を持たない、かかりつけ医での対応が難しいといった場合は、以下のリストをご参照ください。
福岡市で後遺症の診療が可能な医療機関のリスト (1,017kbyte)
※後遺症の治療は、公費負担の対象外であり、一般の診療と同様の診察費等の自己負担が発生します。
※後遺症について、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診する場合は、症状に応じた対症療法が基本となります。
○新型コロナウイルス感染症関連 心のケア相談窓口
新型コロナウイルス感染症に関連で、こころの不調を感じている方からの相談を受け付けています。
電話番号:092-761-5520
受付曜日:月曜日から金曜日(祝日を除く)
受付時間:午前11時から午後4時まで
※匿名で相談でき、秘密は厳守されます。
※臨床心理士、精神保健福祉士、保健師、看護師等が対応します。
詳細は、新型コロナウイルス感染症関連の心のケア相談をご覧ください。
○保健所の健康相談
各区保健所連絡先
・東保健所 092-645-1078
・博多保健所 092-419-1091
・中央保健所 092-761-7340
・南保健所 092-559-5116
・城南保健所 092-831-4261
・早良保健所 092-851-6012
・西保健所 092-895-7073
受付時間 8時45分~17時30分(平日)
福岡労働局では、新型コロナウイルス感染症に係る雇用問題に取り組む事業主を強力にサポートするため、雇用維持支援に重点的に取組んでいます。
詳細は、新型コロナウイルス感染症関連情報(福岡労働局ホームページ)をご覧ください。
○開設場所:総合労働相談コーナー(福岡労働局雇用環境・均等部指導課内)
住所:福岡市博多区博多駅東2-11-1 福岡合同庁舎新館4階
電話番号:092-411-4764(直通)
開設時間:午前8時30分~午後5時15分(土、日、祝日、年末年始を除く)
○開設場所:総合労働相談コーナー(福岡中央労働基準監督署4階)
住所:福岡市中央区長浜2-1-1
電話番号:092-761-5600(直通)
開設時間:午前8時30分~午後5時15分(土、日、祝日、年末年始を除く)
厚生労働省による労働関係のQ&Aはこちらをご覧ください。
新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)
厚生労働省による後遺症に関するQ&Aなどの情報を掲載しています。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A
【参考】別冊 罹患(りかん)後症状のマネジメント(第3.0版2023.10)
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関するリーフレット (258kbyte)