オーストラリア・中央アメリカ・太平洋諸島を原産地とする外来生物です。
1995年に国内で初めて発見され、福岡市でも2008年に発見されました。
攻撃性はありませんが、咬まれると神経毒による全身の痛みや発熱、吐き気などの症状が現れることがあります。体の弱いお年寄りや幼児が咬まれると、時に重篤な症状が現れる場合があります。
<体長>ハイイロゴケグモのメスは約1cm程度
<体色>茶色・灰色・黒色と個体差がかなりありますが、背面に縁取りの赤褐色の斑紋があり、腹部には赤色の砂時計模様の斑紋があります。
ハイイロゴケグモの 卵のうは薄黄色で表面に多数の突起物が見られます。
日当たりがよく、人工物の適当な隙間に巣をつくります。
排水溝の側面やふた(グレーチング)の裏、フェンスの隙間、ベンチの裏、ブロックの隙間などで発見されています。
一般的なクモの同心円状の網ではなく不規則な形で巣に落葉等が付着していることが多く、粘り気のある糸が特徴です。
素手や薄手の手袋でつかまない! さわらない!