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黒田官兵衛ゆかりの地と名宝を訪ねて

福岡市議会は平成26年度、ふくおか市議会だよりとこの
ホームページで黒田官兵衛ゆかりの地や名宝を紹介していきます。
黒田官兵衛ロゴマーク
福岡市ホームページ みんなで盛り上げよう福岡!2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」 黒田官兵衛特集ページ


福岡市議会だより平成27年2月号 1面写真・記事

ゆかりの地〉

 



友泉亭公園

宝暦4年(1754年)六代福岡藩主黒田継高が造営した別荘を、福岡市が日本風の庭園を持つ都市公園として整備し、昭和56年(1981年)から一般に公開しています。園内には藩祖黒田如水(じょすい)(官兵衛)にちなんで名づけられた茶室「如水庵」があります。
 





〈名宝〉

  黒漆塗桃形大水牛脇立兜

(左)黒漆塗桃形大水牛脇立兜(重要文化財)

長政が若年期から最も愛用した兜で、安土桃山時代の武将たちが着用した個性的な変わり兜の代表例として知られています。長政は大水牛脇立兜を何頭か所有していましたが、この兜には金色の日輪の前立が付属している点が特徴的です。

   (右)銀箔押一の谷形兜・黒糸威五枚胴具足小具
      足付(重要文化財)

 長政が慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦い時に着用した甲冑(かっちゅう)です。元々の一の谷形兜は福島正則が用いていたもので、正則がその写しを作り、長政の大水牛脇立兜の写しと交換したと伝えられています。



福岡市議会だより平成26年11月号 1面写真・記事
 
 ゆかりの地〉

黒田官兵衛の墓(黒田家墓所)






黒田官兵衛の墓(黒田家墓所)

官兵衛は慶長9年(1604年)3月20日に59歳でなくなり、長政が大宰府から千代の松原に移転し再興させた崇福寺(博多区千代4丁目)に埋葬されました。墓石には、かつての聖福寺住持(住職)で、朝鮮や明との外交にも携わった禅僧景轍玄蘇による官兵衛の功績や偉業を称賛する3千字余りの碑文が刻まれています。そばには妻光姫や長政なども祭られ、長らく黒田家が所有していましたが、本年4月に市に寄贈され、一般に公開されています。 





〈名宝〉
黒田官兵衛肖像画



黒田官兵衛肖像画
(黒田如水像:福岡市美術館所蔵)

丸頭巾に十徳姿でくつろいだ官兵衛の肖像画で、官兵衛の死後に描かれたいくつもの彼の像の中でも、顔立ちが最も本人に似ているといわれています。黒田家に代々伝わってきたもので、現在は福岡市美術館に所蔵されています。像の上には、京都・大徳寺の住持で、官兵衛が帰依した禅僧春屋宗園が、慶長12年(1607年)に息子長政の依頼で官兵衛の偉大さを讃えて作った漢詩(賛文)が書かれています。


福岡市議会だより平成26年8月号 1面写真・記事
 
 ゆかりの地〉

福岡市博物館








福岡市博物館

福岡市博物館は平成2年10月に開館し、黒田官兵衛を藩祖とする旧福岡藩主・黒田家に伝来した資料が重要なコレクションであり、国宝「金印」や、黒田節でおなじみの名槍「日本号」などを所蔵、調査研究しています。黒田家資料を主に紹介する黒田記念室※1では、国宝を含む刀剣や書状などを期間限定で展示し、10月5日(日)までは初公開となる関ヶ原の戦い時の官兵衛の活躍を讃えた徳川家康の書状を展示しています。
 2014年NHK大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」※2は9月21日(日)まで好評開催中で、刀「圧切長谷部」や、太刀「日光一文字」などの所蔵品に加え、全国から官兵衛ゆかりの遺品を一堂に集め、その生涯をたどる初めての大規模な展覧会です。軍師として豊臣秀吉を天下人まで導き、関ヶ原の戦いでは九州の地で戦乱を鎮め、太平の世の実現に貢献した官兵衛。武人としての側面だけでなく、和歌・連歌や茶の湯を嗜んだ文化人で、キリシタン大名であった点にも光を当て、官兵衛の人間像を紹介します。

※1 黒田記念室:一般200円、高大生150円、中学生以下無料※2 大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」:一般1,300円、高大生900円、中学生以下無料



 

〈名宝〉
太刀 名物「日光一文字」(国宝)
葡萄文蒔絵刀箱(国宝)
葡萄文蒔絵刀箱(国宝)

太刀 名物「日光一文字」(国宝)

日光一文字は、全国統一を目指す豊臣秀吉による小田原攻めの際、黒田官兵衛が北条氏に降伏を説得し、その仲介への礼として、葡萄文蒔絵刀箱とともに贈られた北条氏の伝家の宝刀で、戦国時代に終止符を打った証として知られています。無銘ではありますが、鎌倉時代中期に備前国(岡山)福岡でつくられた福岡一文字派の最高傑作の一つと考えられています。


福岡市議会だより平成26年6月号 1面写真・記事
 
 ゆかりの地〉

大濠公園・福岡市美術館

松竹梅鶴蝶文蒔絵刀架
松竹梅鶴蝶文蒔絵刀架
千鶴齋作 江戸時代



大濠公園・福岡市美術館

黒田官兵衛・長政親子が福岡城築城の際、当時博多湾の大きな入江だったこの地を、外濠(大堀)として城の守りとしました。明治時代の初めは国の所轄でしたが、その後、県営公園となり、5年間の修築事業の後、昭和の初めに現在の公園となりました。
 公園内には、開館当初、約1500件もの黒田家ゆかりの品々を託された福岡市美術館があります(写真奥の赤煉瓦の建物)。その後、国宝金印を含む黒田家の名宝は3年間かけて調査され、現在は美術館と博物館で所蔵されています。
 美術館では、「官兵衛ゆかりの黒田資料」と題する展示を行っています。7月13日(日曜)までは「黒田家伝来の書跡」、7月15日(火曜)から8月31日(日曜)までは「蒔絵と香道具」を紹介します。(入場料=一般200円、高大生150円、中学生以下無料)



 

〈名宝〉

圧切長谷部



圧切長谷部






刀 名物:「圧切長谷部(へしきりはせべ)」(国宝)

黒田官兵衛が当時の主君小寺政職にかわって織田信長に面会し、毛利攻めへの協力を申し出た際、信長から授けられた名刀。信長の怒りをかった茶坊主が棚の下に隠れたところに、信長がこの刀を差しこんで圧し切ったことが名前の由来とされています。
 圧切長谷部は博物館で開催されるNHK大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」で官兵衛ゆかりの名宝や同時代の歴史資料・美術品等と共に展示されます(7月26日(土曜)9月21日(日曜)入場料(当日)=一般1300円、高大生900円、中学生以下無料)。

福岡市議会だより平成26年5月号 1面写真・記事
 
 ゆかりの地〉

福岡城跡







福岡城跡

福岡城は、城づくりの名人と言われた黒田官兵衛(如水)が関わった最後のお城です。息子の長政が官兵衛と相談しながら築城を始め、約7年かけて完成しました。 
 現在、福岡城跡(国指定史跡)は舞鶴公園となっており、桜など季節の花が楽しめる、市民の憩いの場として親しまれています。



 

〈名宝〉
朱漆塗合子形兜・黒糸威五枚胴具足・小具足付

福岡市博物館蔵
藤本健八氏撮影

朱漆塗合子形兜・黒糸威五枚胴具足・小具足付

官兵衛は戦場で常に合子形兜をかぶり、官兵衛の「赤合子」と呼ばれ恐れられたそうです。兜は三代福岡藩主黒田光之の時に作られた写しで、胴は官兵衛所用のものとされています。博物館では体験学習室において、レプリカを常時展示しています(兜は着用可)。また、NHK大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」(7/26〜9/21)で、官兵衛ゆかりの名宝や同時代の歴史資料・美術品等を一堂に展示します。








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