参考資料2-2 保健福祉審議会総会における委員意見対応表 No1 意見 包括的に縦割りをなくすということだが、実態がよく分からない。実際、市の福祉分野にはたくさんの所管課があり、どこが所管しているのか分からない状況がある。包括的にやると書いてはいるが、チームで取り組むといった表現があると市全体でやることが分かるのではないか。 対応 6 計画推進にあたっての基本的な視点 視点4 施策の分野横断的な推進 「連携が必要な施策を組織横断的に推進」と記載する。 No2 意見 審議会委員としてこれだけ専門家が集まっているのに、外国人に対する支援を専門とする人がいない。居住する外国人の生活状況を把握し、考える専門機関等があれば、委員の一人となってもらい、意見を反映できる会にしてもよいのではないかと思う。 対応 いただいたご意見は、保健福祉審議会の委員構成を検討する際の参考とさせていただく。 No3 意見 「施策1-2A身寄りのない人の支援」 金銭管理などの日常生活の支援に加え、新たに入退院の手続き、死後事務などが第2種社会福祉事業と位置づけられ、社会福祉協議会等の福祉活動を行う団体が実施することになる。社会福祉協議会が一定の役割を担う必要があることは十分承知しているが、頼る人がいない高齢者が、支援を受けたくても受けられないことがないように、市としても支援体制の十分な確保や調整機能の役割をお願いしたい。 対応 いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No4 意見 「施策1-3@地域福祉活動の支援」 冒頭に「社協」と出てくるが、社会福祉協議会は市社協、校区社協などいろいろあるため、言葉の使い方の整合性を取ってもらいたい。 対応 「社協」と記載している箇所は「市社協」に修正する。 No5 意見 「施策1-3@地域福祉活動の支援」 昔のように地域コミュニティがないため、若い人たちが地域の行事に参加する機会が少なく、高齢者はいくつまで地域を支えていかなければならないのかという思いがある。民生委員のなり手不足の問題は、地域コミュニティにあると思うが、計画に記載がない。若い人たちが民生委員になる、と手を挙げてくれるように取り組んでほしい。 「施策1-4@包括的支援体制の充実 ○多様な主体の参画促進・ネットワークづくり」 かなり広い範囲で多様な主体が列挙されているため、うまく紐づけながら整理できないかと思う。 対応 施策1-3@地域福祉活動の支援、地域保健活動の推進、B活動を担う人材の育成、場づくり @に民生委員の活動しやすい環境づくり、Bに地域福祉活動を担う人材の育成について記載する。 施策1-4@包括的支援体制の充実 いただいた意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No6 意見 「施策1-3B活動を担う人材の育成、場づくり」 「公民館の活用促進に向けた取組みを進める」とあるが、公民館の活用が大事だと読める。本計画としては、この表現が後半に来てもいいのではないか。 対応 施策1-3B活動を担う人材の育成、場づくり 「地域コミュニティ活動を支援するため、公民館の活用促進に向けた取組みを進めるとともに・・・」と記載する。 No7 意見 「地域コミュニティ活動を支援するため、公民館の活用促進に向けた取組みを進めるとともに・・・」と語順を変えるだけでも趣旨に合致する表現になると思う。 対応 施策1-3B活動を担う人材の育成、場づくり 「地域コミュニティ活動を支援するため、公民館の活用促進に向けた取組みを進めるとともに・・・」と記載する。 No8 意見 「施策1-3B活動を担う人材の育成、場づくり」 施策2-3社会参加の促進では、全体的に主語が「高齢者」「障がい者」になっているが、この計画を通じて多くの市民が地域福祉活動の主体を形成していく方向性を大事にするのであれば、施策1-3に社会参加の大切さなどの記載を検討してはどうか。市民や企業にどのように働きかけるのか、様々な活動を担う主体の多様性を意識してもらうことも必要だと思う。 対応 施策1-3のリード文に、「他者や社会とつながるきっかけづくりとなること」を追記し、社会参加の大切さを記載する。 No9 意見 「施策2-1@生活習慣の改善 ○飲酒」 専門分科会で、アルコール摂取量を減らす啓発があってもいいのではないかという意見があっていたため、「適正な飲酒量」という記載を「アルコール減量による健康リスクの減少について、様々な機会を通じて」と修正してはどうか。 対応 施策2-1@生活習慣の改善 ○飲酒 「適正飲酒」の記載を「健康に配慮した飲酒やアルコールによる健康障害」に修正する。 No10 意見 「施策2-1Aライフコースアプローチを踏まえた健康づくり ○子どもの健康づくり」 近年、スマホ等のデジタル機器は子どもの脳の成長や健康の課題であり、諸外国では16歳未満のSNS利用を禁止するなどの動きもある。次世代を担う子どもたちの健康づくりの大きなテーマだと思うが、そういったことも含めるのはどうか。 対応 子どものネット・メディア依存の危険性などについては、保育士向けの研修会や、乳幼児健康診査などで、保護者への啓発に引き続き取り組んでいく。 No11 意見 「施策2-1Aライフコースアプローチを踏まえた健康づくり」 発達期に近視が進むことで、大人になって近視の度合いが強くなると緑内障の発症率が高まるなど健康に関する長期的な影響が多くある。 乳児期にSNSの虜になってしまうと、親も抵抗できずに与えてしまう傾向がますます強くなるため、スマホやSNSを見せることの弊害について、乳幼児健診からインパクトがある指導に力を入れてはどうか。 対応 視力については、乳幼児健診の場等で保健指導を行ってきている。いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No12 意見 「施策2-1Dライフコースアプローチを踏まえた健康づくり ○子どもの健康づくり」 成年の引きこもりなどはよかよかルームなどの取組みがあることを理解しているが、子どもの場合はどのような取組みを位置づけているのか。 対応 第6次福岡市子ども総合計画において、ひきこもり対策は「施策8 悩みや問題を抱える子ども・若者の支援」の一環として位置づけられており、不登校等を含む様々な問題や悩みに対し、総合的支援の中で対応している。 No13 意見 「施策2-1Dライフコースアプローチを踏まえた健康づくり ○女性の健康づくり」 もともと薬は男性を治験者として決められた量で、女性に適切ではないものが売られている現状があり、国において女性と男性の性差に基づく医学を進めていこうという動きがあるが、本計画には性差医療に関する視点が少ない。 女性の健康づくりの4番目の項目として更年期以降の女性に対する健康支援など記載してはどうか。 対応 記載については原案の通りとし、いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No14 意見 海外から移住してくる人たちがどんどん増えており、その人たちの健康を守るための文言が少なすぎるのではないか。 対応 施策3-1E医療体制の充実 「外国人向けの医療通訳など、外国人が適切に医療サービス等を受けられる環境を整備するとともに、外国人に対する医療制度等の理解促進に取り組むこと」と記載する。 No15 意見 「施策2-3@社会参加のきっかけづくりと活動・活躍の場の創出」 ふくふくクラブ福岡について、単位老人クラブへの支援を行っていると思うが、町内単位への支援体制はどのように考えているのか。町内会単位では高齢化が進み、今後の活動がどうなるか不安を抱えている現状がある。 対応 老人クラブは地域における様々な役割を担っている重要な団体であり、活動内容は町内会等の地域団体とも密接に関わりながら行われ、地域の基盤となっている。 そのため老人クラブを支援することは間接的に町内会単位の支援につながると考えている。 No16 意見 「施策3-1@持続可能な福祉サービスの提供体制の確保 ○事業所の経営支援」 事業の継続が難しくなり倒産してしまう病院や福祉サービス事業所がある。事業所の経営支援は、今後も続けてもらいたい。 対応 いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No17 意見 事業所に対する支援についての話があったが、人件費が上がる中、障がい福祉サービス等の報酬の見直しは3年に1度しかない。同じ予算で同じことができず、縮小するしかない現状があるため、少し検討してもらいたい。 対応 報酬については、国により、全国共通の制度として運用されているものであるため、今後とも適切な報酬単価の設定を国に要望していく。 No18 意見 「施策3-1C適切な障がい福祉サービスの実施」 障害支援区分の認定は外部委託していると思うが、どうしてそんな判定になるのかという事例があると聞く。必要な人に適切に支援が行くように、指導、監督等がきちんとできる仕組みで実施してもらいたい。 対応 いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No19 意見 「施策3-3@住まいの確保と居住支援」 住宅確保要配慮者への支援が強調されているが、地価の急激な上昇などで暮らしに大きな影響が出ている。住まいの支援は特定の限られた人だけでなく、福岡市の施策としてどのように考えていくのか、福祉の観点で避けて通れない課題である。 対応 生活自立支援センターにおいて、生活困窮者施策として失業等で今住んでいる家の家賃の支払いに困る場合に、仕事に就けるまでの一定期間の家賃補助や転居費用の助成などを行い、生活を支える施策を行っている。今後、住宅都市みどり局等と連携し、検討していく。 No20 意見 「施策3-3A日常生活の支援」 公共交通施策として、「市民・交通事業者・行政が共働し、」というのは矛盾があると思う。交通事業者が不採算路線を撤廃し、バスに乗れない住民が増えている。地域の自治会などが必死になって乗客数を増やす努力をしなければならないのは見直す必要がある。交通事業者の努力が必要であり、行政にもっと乗り出してもらいたい。 対応 「市民・交通事業者・行政が共働し、」という記載は、福岡市都市交通基本計画での記載と整合性を取っている。交通確保については、高齢化の進展等に伴い、重要性が高まっていると認識しており、いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No21 意見 「施策3-5災害への備えの充実」 地域で避難所の設営や避難訓練を実施しているが、市の担当者にインクルーシブ防災訓練を充実させてもらえないかという話をしている。障がい者団体は地域の活動に入っていない。防災訓練や避難訓練は受け身でしかないので一緒に考えていきたい。 対応 いただいたご意見は、今後の取組みの参考とさせていただく。 No22 意見 「施策3-5B福祉避難所運営体制の検討、充実」 P25に「福祉避難所の拡充や要配慮高齢者が安心して直接避難できる体制づくりに取り組む」とあるが、要配慮者ではないのか。 対応 施策3-5B福祉避難所運営体制の充実 「福祉避難所の拡充や安心して直接避難できる体制づくりに取り組みます」に修正する。 No23 意見 「施策3-5B福祉避難所運営体制の検討、充実」 要配慮者ではなく、要配慮高齢者との記載に違和感がある。高齢者が先とか後といった話ではないため、合理性を持たせた表記にしてもらいたい。 対応 施策3-5B福祉避難所運営体制の充実 「福祉避難所の拡充や安心して直接避難できる体制づくりに取り組みます」に修正する。 No24 意見 身体障がい者として不安になるのは、災害等何かあったときの避難である。インクルーシブ防災訓練はずっと言われているがなかなか実現しない。行政が中心となってプッシュしてもらいたい。 対応 地域向けの個別避難計画作成ワークショップや出前講座等において、作成した個別避難計画の検証の場としてのインクルーシブ防災訓練の実施を呼びかけているところであり、避難計画の実効性を高めるため、引き続き訓練実施の支援に努めていく。