資料2−4 令和5年度に整理した地域課題 地域課題 テーマ テーマ3 障がい特性や状況に対応できる社会資源、支援者、専門性の確保が不足している。 また、サービスに繋がりにくい、あるいは、サービスに繋がっても継続が難しい 地域課題の内容 特性の影響から住環境の整理整頓や衛生面の清潔を保てない家庭において、大掃除を実行する人や組織がない 子どもを不適切・不衛生な環境で養育している世帯がある。また、その環境で育った子が社会的不適応を起こしている 現状 *住環境が福祉サービスの範疇にない大規模な清掃から始めなければならない状況にあるため、事態が進まない *専門業者へ依頼する費用がない *基幹センターがメインとなり大掃除を行うケースが多い *支援者が本人と一緒に清掃を担うことは関係構築の一助となり得るが、環境がその程度になく、人員・時間・廃棄手段・精神的苦痛などでハードルや負担が大きい *子どもへの虐待が疑われる *子どもの教育環境が悪化し結果、不登校につながる *子どもに家庭内の臭いが移り、いじめにつながる *ボランティアでは対応が難しく、民間の清掃業者へ依頼する資金もない *サービス導入しても、拒否があるために、支援の継続が難しい 望まれる社会資源や解決策 *掃除ボランティアを募る ゴミ屋敷清掃ボランティアグループ、学生ボランティア、清掃費互助会等 *既存資源(ライフレスキュー等)と組み合わせた支援手段の検討 *本人が住んでいる地域の見守り体制の構築   大掃除後に再度同様の状態に戻らないためには、居宅介護等の導入以外にも、民生委員などの地域住民の声かけ等の見守り体制(ゴミ屋敷化する予兆をつかむ等)が求められる *ゴミ屋敷支援検討部会の設立 *清掃業者と福祉専門職の連携による支援 令和5年度に整理した地域課題 地域課題 テーマ テーマ8 ひきこもり状態のため、医療に繋がらず、福祉サービスの導入、支援の継続が難しい 地域課題の内容 社会参加のきっかけとなる機会や場が、地域に中に乏しい 支援機関につながりにくい 主たる介護者に緊急時が生じたときの備えが構築できない 不登校をきっかけに、ひきこもりとなるケースがある 現状 *ひきこもり支援の専門機関が各地域(各区)にない *他機関の支援につながるまで、基幹センターが伴走型の支援を行うが、区基幹しか繋がりがない状態が数年間続いている *他機関(特別支援学校、ゆうゆうセンター、社協)もひきこもりに関するケースはあるが、いずれの機関も長期的な支援になっている *緊急時に介入できる支援機関につながっていない *学校から発信がないと不登校等のケースを福祉で把握できない *親が発信できる場が少なく、結果、抱え込んでしまう。また、親にとって、相談先や支援などの情報がわかりにくい *学校以外の居場所が地域に乏しい 望まれる社会資源や解決策 *専門機関の機能や役割を正しく理解する。(よかよかルーム、若者サポートステーション) *地活の実態を共有して、ピアスタッフ等を活用する *よかよかルーム等、関係機関の実働部隊の増員(各区に窓口) *訪問型カウンセリング(よかよかルーム、精神保健福祉センター) *ひきこもり支援の実際について、区内の事業所とネットワーク活動内で共有 → ネットワーク活動でのテーマ設定、区部会たよりの作成等 *精神障がいに対応した地域包括ケアシステム検討部会でのひきこもり支援についての検討 *学校、福祉、専門機関による不登校児に対する支援会議 *情緒学級の拡充 *不登校児の親同士が話せる場 *親をサポートする人・役割をつくる ・・・・ 子育て支援課、地域保健福祉課 *保護者に関わりが多い人(医師、SSW)からの適切な情報提供 *地域の中で、集団になじめない児童が、気軽に行ける場