1(案) 保福審第●号 令和●年●月●日   福岡市長 髙島 宗一郎 様 福岡市保健福祉審議会     委員長 石 田 重 森    福岡市保健福祉総合計画等の策定について(答申)  令和元年9月3日付保総第201号により諮問のあった標記の件について、本審議会で慎重に審議を重ねた結果、下記について別添のとおり答申します。  今回の福岡市保健福祉総合計画においては、「福祉が充実し、生活の質の高いまち」を実現するため、その具体的な目標像として、「地域共生社会の実現」及び「2040年のあるべき姿」を提示いたしました。  この目標像の実現に向けては、年齢や性別、国籍、障がいの有無などに関わらず、誰もが生涯にわたって生きがいを持ち、意欲や能力に応じて役割を持って活躍するための施策や、支援が必要な人を社会全体で支え合う施策など、「支え合う福祉」に重点を置いた施策を推進することが重要です。 具体的な施策につきましては、「支え合う福祉」をより効果的に推進するため、「ひとづくり」「しくみづくり」「まちづくり」の3つを柱として定め、各論として分野ごとにまとめてあります。 また、第6期福岡市障がい福祉計画においては、地域において必要な「障がい福祉サービス」、「相談支援」、「地域生活支援事業」及び「障がい児通所支援」等の各種サービスが計画的に提供されるよう、令和5年度末における障がい福祉サービス等に関する数値目標の設定及び各年度のサービス需要を見込むとともに、サービスの提供体制の確保や推進のための取り組みを定めてあります。 福岡市におきましては、この答申を踏まえ、「市民が自立し、かつ相互に支え合うという精神のもとに、高齢者や障がいのある人をはじめすべての市民が一人の人間として尊重され、住み慣れた家庭や地域で安心して暮らし続けることができるハード・ソフト両面に調和のとれた健康福祉のまちづくり」という基本理念の実現に向けて、着実に取組みを推進されるよう切に希望します。 記 1 「福岡市保健福祉総合計画」(令和3年度~令和8年度)の策定について 2 「第6期福岡市障がい福祉計画」(令和3年度~令和5年度)の策定について