資料1 〇「福岡市保健福祉総合計画(原案)」に関する市民意見要旨と対応の考え方(案) 通し番号 ページ 編・部 項目 意見要旨 意見への対応 市の考え方 通し番号1 ページなし 編・部 全般 項目 その他 意見要旨 人生100年時代を迎えた今、特に70~100歳世代の働き方等、私助(自立)が確立するための取り組みとあわせて、私助、共助の制度法機関の設置を急ぎ、公助の部分を減らす施策が必要であると思う。 被介護者に対しては、要介護者の努力で介護度が小さくなれば、報償金を出すなどの方策で公助(税)を減らすことができるのではなか。 また、家族共同体の回復が必要。努力する部分を十分信用して利用すれば、公的部分(税)の必要減少が企てられるのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 要介護度の改善につきましては、現在のところ報償金制度は予定しておりませんが、高齢化の進展により、今後も、介護や医療が必要となる高齢者が増える見込みであり、高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、さらなる介護予防・重度化防止のための取り組みを進めてまいります。 通し番号2 1ページ 編・部 第1編 序論_第1部計画の策定にあたって 項目 第1部 計画の策定にあたって 意見要旨 P1○の4番目 「また、暮らし…」について、”なお”とすると、その前と続くので、「社会環境の変動のもとで、暮らし…」とした方が良いのではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P1 16行目 ○…国は持続可能な社会保障制度への見直しを進めてきました。 ○福岡市も、2017年(平成29年)に高齢化率が21%を超える「超高齢社会」に突入し、いわゆる「団塊ジュニア世代」が全員65歳以上となる2040年(令和22年)には、31.0%となる見込みです。 ○そのような中、2020年(令和2年)から新型コロナウイルス感染症が流行し、社会情勢がさらに大きく変化しています。 ○社会情勢の変動のもとで、暮らし方や地域とのつながり方などが変化するなか、福岡市はアジアのゲートウェイ都市であり、流動人口が多いなどの特性もあることから、保健福祉施策を進めるにあたって様々な配慮が必要です。 通し番号3 9ページ 編・部 第1編 序論_第2部計画策定の背景 項目 (3)一億総活躍社会の実現に向けた取組み 意見要旨 P9(3)の2行目「一度失敗を経験した人…」→「不運に遭遇した人や挫折を経験した人も…」としてはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 ご意見の箇所は、首相官邸ホームページから引用した文章であるため、原案通りとさせていただき、より明確に引用であることが分かるよう、下記の通り該当箇所に鍵括弧を追加ししました。 P9 19行目「若者も高齢者も…活躍できる社会」である「一億総活躍社会」の実現に…" 通し番号4 10ページ 編・部 第1編 序論_第2部計画策定の背景 項目 (3)一億総活躍社会の実現に向けた取組み<地域共生社会の実現に向けた取組み> 意見要旨 「地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律」(社会福祉連携推進法人の認可)への言及がない。 個人情報保護法の改正(個人情報保護とマスキングをかけた上場利用のバランス)、道路運送法の改正(自家用利用有償運送で、市町村運営有償運送がなくなり、福祉有償運送と交通空白地有償運送だけになった)について、どこかで触れておく必要がある。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P10 19行目○さらに、2020年(令和2年)6月には、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する市町村の包括的な支援体制の構築の支援や社会福祉推進連携法人の創設などを盛り込んだ、改正社会福祉法が施行されました。 なお、個人情報保護法は、現在、審議中であること、道路運送法につきましては、現状では影響がないことから、追記はしないこととさせていただきます。" 通し番号5 11ページ 編・部 第1編 序論_第2部計画策定の背景 項目 ③認知症への対応に向けた取組み 意見要旨 P11 ③の○の2番目「認知症になっても希望を持って…」→「軽い認知症になったとしても希望を持って…」としてはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 ご意見の箇所は、「認知症施策推進大綱」から引用した文章であるため、原案通りとさせていただき、より明確に引用であることが分かるよう、下記の通り該当箇所に鍵括弧を追加しました。 P11 23行目 …がとりまとめられ、「認知症の発症や…両輪として施策を推進していく」こととしました。 通し番号6 54ページ 編・部 第1編 序論_第2部計画策定の背景 項目 第4章健康福祉のまちづくりに向けて 意見要旨 1つ目の○二つ目の・「高齢化」のみ書かれているが、「障がい者自体が増加」することも記載すべきではないか。(前の案は書いてあった)" 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P54 5行目 ・障がいのある人の増加と、障がい者本人とその親の世代の高齢化 通し番号7 57ページ 編・部 第2編 総論_第1部計画がめざすもの 項目 (1)客観的な事実に基づく予測 意見要旨 新型コロナ感染症は、保健福祉分野においても介護度の重度化や自殺や孤立死のリスクの増加、生活困窮者の増加などのマイナスの影響を与えた一方で、コロナを乗り越えていくため、オンラインの活用やICT化の推進など、様々な対策が図られており、今後の行政施策の方向性にも影響を与えている。 そこで、「序論」においても、P1「計画の策定にあたって」または「第1章国と福岡市の動向」か、「第4章健康福祉のまちづくりに向けて」に、「ウイズコロナ、アフターコロナの取組」について記載しておくべきではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P1 16行目 ○…国は持続可能な社会保障制度への見直しを進めてきました。 ○福岡市も、2017年(平成29年)に高齢化率が21%を超える「超高齢社会」に突入し、いわゆる「団塊ジュニア世代」が全員65歳以上となる2040年(令和22年)には、31.0%となる見込みです。 ○そのような中、2020年(令和2年)から新型コロナウイルス感染症が流行し、社会情勢がさらに大きく変化しています。 ○社会情勢の変動のもとで、暮らし方や地域とのつながり方などが変化するなか、福岡市はアジアのゲートウェイ都市であり、流動人口が多いなどの特性もあることから、保健福祉施策を進めるにあたって様々な配慮が必要です。 通し番号8 58ページ 編・部 第2編 総論_第1部計画がめざすもの 項目 【図表49】先端技術が溶け込んだ2040 年の社会における健康・医療・介護のイメージ 意見要旨 P58 見守りセンサーネットワークは介護士だけでなく広く活用できないものか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 ご意見の箇所は、厚生労働省・経済産業省の作成資料を基とする「先端技術が溶け込んだ2040年の健康・医療・介護のイメージ」でございますため、原案通りとさせていただきます。いただいたご意見につきましては、今後の施策の参考とさせていただきます。 通し番号9 62,277ページ 編・部 第2編 総論_第2部 項目 施策の基本的方針 意見要旨 1 基本的な考え方(資料編:新興感染症) 新型コロナ感染症に関連して、新興感染症対策にも触れてありますが(p.62)、緊急事態宣言下での非正規就労者、一人暮らし高齢者等への経済的支援策について加えてはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P62 36行目 特に、新興感染症発生時には、…感染拡大の防止に取り組むとともに、社会経済環境の変化を踏まえて必要な支援を行います。 通し番号10 64ページ 編・部 第2編 総論_第2部施策の基本的方針 項目 ひとづくり 意見要旨 ひとづくりに関して、「デジタル・デバイド」を解消するための、「デジタル・リテラシー」普及に取り組む必要がある。改善しなければ、新しい感染症禍にも対応できなくなることを懸念します。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、総論第2部第2章の「1担い手の役割」の(4)行政(P68)において、行政が「情報格差に配慮した効果的な広報・啓発などを実施」することと記載しておりますので、原案通りとさせていただきます。 通し番号11 64ページ 編・部 第2編 総論_第2部施策の基本的方針 項目 ひとづくり 意見要旨 P64 平常時の取り組みをいかに地域で活用できるかの人づくりが大切に思う。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、各論第1部第1章の「3 基本目標(3)」(P73)において、「福祉教育の推進を図るため、市民ボランティア養成等の地域で活躍できる人づくりや、地域福祉活動の拠点づくりに取り組みます。」と記載しておりますので、原案通りとさせていただきます。 通し番号12 67,68ページ 編・部 第2編 総論_第2部施策の基本的方針 項目 1 担い手の役割 意見要旨 施策の基本的方針○「支え合う福祉」の充実を図る際、その土台となるのは行政であるため、 担い手の役割 (P.67 ・68 )の順番 は、土台となる「(4)行政」を先に掲載した方がよいのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 行政は、セーフティネットを維持するなど行政が果たすべき役割は当然に果たしてまいりますが、そのうえで今後少子高齢化や社会環境の変化が進むなかでも「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会」を実現するためには、行政だけではなく、地域住民や、事業者、NPO、ボランティアなど地域社会を構成する多様な主体が、様々な取組みを主体的に実践していくとともに、相互に連携を図り、共働していくことが肝要であると考えておりますため、原案通りとさせていただきます。 通し番号13 69ページ 編・部 第2編 総論_第2部施策の基本的方針 項目 【図表51】 意見要旨 支え合う福祉の推進体制" "図51の文章図説明文の1行目 「ある時は民間企業等の一員となるなど」のあとに「、」を入れないとわかりにくい。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P69 図表51説明文の1行目 ある時は民間企業等の一員となるなど、その時々で役割を… 通し番号14 71ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 1 基本理念 意見要旨 P71本文下から12~13行目「社会的孤立など関係性の貧困の社会課題化」について少し意味が不明瞭に感じる。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P71:24行目 「社会的孤立など関係性の貧困の社会課題化、」→「社会的孤立等の関係性の貧困、」 通し番号15 71ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 1 基本理念 意見要旨 3段落目の1行目「人々」という言葉が使われているが,計画にはあまり使わないのではないか。「人」ではだめか。(他の箇所にも「人々」の記載あり) 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、地域社会においては多様な主体から構成されているという趣旨から「様々な人々」と記載しており、原案通りとさせていただきます。 通し番号16 71ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 1 基本理念 意見要旨 3段落目の6行目「個人に限定されない多様な主体とのつながり」という文章がわかりにくいため、整理が必要ではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、「個人に限定されていない多様な主体」の例示として、「企業、学校、ボランティア・・・」などを前段に記載している部分とのつながりとなっており、原案通りとさせていただきます。 通し番号17 71ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 1 基本理念 意見要旨 5段落目の2行目「関係性の貧困の社会課題化」について、わかりにくいため、表現の工夫が必要ではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P71:23行目 「社会的孤立など関係性の貧困の社会課題化、」→「社会的孤立等の関係性の貧困、」 通し番号18 73,80,74ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (2)身近な地域における絆づくり・支え合い活動の推進 意見要旨 (2)1つ目の○の3行目、P80 2つ目の○の4つ目の項目について、まずは、参加することが大事なので。「参画」→「参加・参画」としてはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P73:4行目 「助け合い活動に参画できる」→「助け合い活動に参加・参画できる」 P80:16行目 「地域社会への参画」→「地域社会への参加・参画」 通し番号19 73,80,74ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (3)人づくりと拠点づくり 意見要旨 (3)1つ目の○の1行目はじめに「地域で活躍できる人づくり」を述べ、そのあとに「市民ボランティアの養成」とあるが、市民ボランティアの養成は「地域で活躍できる人づくり」の1つと思われるため、文章の整理が必要ではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P73:7行目 「地域で活躍できる人づくりや福祉教育の推進を図るとともに、市民ボランティアの養成に取り組みます。また、地域福祉活動の拠点づくりを進めます。」→「福祉教育の推進を図るため、市民ボランティア養成等の地域で活躍できる人づくりや、地域福祉活動の拠点づくりに取り組みます。」 通し番号20 73,80,74ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (4)多様な主体との連携・共働による地域づくり 意見要旨 (4)1つ目の○の1行目「社会福祉法人・民間企業・大学」までは組織を述べているが、そのあとの繋がりがわかりにくいため、文章の整理が必要ではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P73:10行目 「社会福祉法人・民間企業・大学や福祉人材などの専門職、」→「社会福祉法人・民間企業・大学や、福祉人材*などの専門職のほか、」" 通し番号21 76ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (1)生活圏域 意見要旨 (1)1つ目の○行目「約160万人の人口」とあるが、「人口160万人」でよいのではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P76:6行目「約160万人の人口を抱える福岡市は、」→「人口160万人を超える福岡市は、」 ※P182と合わせて記載するもの" 通し番号22 77ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (2)地域福祉を推進する団体との連携 意見要旨 (2)2つ目の○の2行目以降「社会的孤立・・・必要があります。」がわかりにくいため、「社会的孤立・・・課題を抱える人が増えています。」で一旦きってはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P77:6行目 「高齢者の単独世帯や共働きの核家族の増加など、暮らし方や社会環境の変化に伴い、社会的孤立など既存の制度だけでは対応が難しい課題を抱える人とつながり、支援を届けるため、」→「高齢者の単独世帯や共働きの核家族など、暮らし方や社会環境の変化に伴い、社会的孤立など既存の制度だけでは対応が難しい課題を抱える人が増えており、必要な支援を届けるため、」 通し番号23 79ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (3)共生の意識の醸成 意見要旨 地域分野は,全体的に言葉や文章の言い回しが固い印象を受けた。一般市民がわかるよう、やわらかくなるよう工夫してはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、国の関係通知等を踏まえた表現も含まれておりますが、特に意見があったものなど、より市民に分かりやすい表現となるよう修正しております。 通し番号24 79ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (3)共生の意識の醸成 意見要旨 地域分野だけ,現状と課題の最後の○は,「このように・・・」でしめている。全体計画として読んだときに,違和感がある。これは,理由があればこのままでいいが・・(例)P79 (3)5つ目の○ 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、地域分野は、地域の様々な特性が関係する実情を踏まえ、「現状と課題」中の複数の内容を受け、指摘の表現としているところであり、原案通りとさせていただきます。 通し番号25 79ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (3)共生の意識の醸成 意見要旨 P79 子育て交流サロンや高齢者サロン等一体的な取り組みを望む。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、見守りと支え合い活動の推進(P.93)において、ふれあいサロンと子育て交流支援事業の記載をしておりますので、原案どおりとさせていただきます。 通し番号26 80ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 施策の方向性 意見要旨 2つ目の○の1つ目の・属性には世代が含まれているため、「世代や性別」にしてはどうか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P80:7行目 「世代や属性」→「年齢や性別」 P98:18行目 「世代や属性」→「年齢や性別等の属性」 通し番号27 85ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 【基本目標2】 意見要旨 身近な地域における絆づくり・支え合い活動の推進" 基本目標2については、「バーチャルコミュニティ」への取り組みを含めて考える必要があるのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、今後の市政の参考とさせていただきます。 通し番号28 85,90ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (2)地域活動への参加意識 施策2-1 絆づくりの推進 意見要旨 保健福祉施策に関わらず、福岡市では、度々地域組織の重要性が強調されるが、市職員OBの地域への係わりが少ないように感じられる。現役時代から人事評価に地域活動の有無等を取り入れられたり、地域活動のための特別有給休暇を設けたりされては如何かと考える。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、今後の市政の参考とさせていただきます。 通し番号29 85,90ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 (2)地域活動への参加意識 施策2-1 意見要旨 絆づくりの推進" また、自治会では自治会費(町内会費)の徴収に苦慮している。特にマンションからの場合、管理会社の協力が次第に得られなくなっており、市からマンション管理会社で組織する団体等に協力依頼ができないものか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 自治会・町内会への加入促進については、地域コミュニティの重要性についての理解促進を図ることが重要と考えており、原案どおりとさせていただきます。 なお、集合住宅の住民の加入促進については、不動産業界等との連携が重要であり、関係局とも連携して取り組んでまいります。" 通し番号30 98ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 【基本目標3】人づくりと拠点づくり〈 現状と課題 〉 意見要旨 基本目標3に関しては、現状と課題で、デジタル・デバイドに触れておく必要があるのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見を参考とさせていただき、ICT(情報通信技術)等の利活用(P.104)の記載を踏まえ、計画を推進してまいります。 通し番号31 100ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 施策3-1 地域で活躍できる人づくり・福祉教育 意見要旨 P100 地域の課題の見つけ方や話し合いの場の実践的な取り組み(旗振り役)。 見守り活動、活動できる場の中で、少しでも支援を必要とする人が関わり続けることができる場を希望したい。(機能回復のために、できることはしてもらう等) 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、見守り活動(P.86)や交流活動・支え合い(P.87)において、ふれあいネットワークやふれあいサロンの記載をしておりますので、原案どおりとさせていただきます。 通し番号32 102ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 【現在の主な事業】社会貢献型空家バンク事業<社協> 意見要旨 身近な地域における絆づくり・支え合い活動の推進高齢者や障害のある人などの情報交換の場として地域に1か所、空き家などを利用した集いの場を設置してほしい。集いの場で地域の特色を活かした支え合い事業を展開したり、様々な支援の窓口としての機能を備えた場所として機能するのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、地域活動の促進に向けた環境整備(P.101)において、空家の福祉目的への活用について記載しておりますので、原案どおりとさせていただきます。 通し番号33 109ページ 編・部 第3編 各論_第1部地域分野 項目 【基本目標5】包括的な相談支援ネットワークの充実 意見要旨 基本目標5に関して、多機関協働を社会福祉連携推進法人にまでつなぐことの検討や、福祉情報共有システム構築に挑戦することを検討してはどうか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、地域との連携による課題把握の仕組みづくり(P.111)において、社会福祉連携推進法人の記載をしていることなどを踏まえ、今後の市政の参考とさせていただきます。 通し番号34 135ページ 編・部 第3編 各論_第2部健康・医療分野 項目 施策1-1 超高齢社会に対応する健康づくりの推進 意見要旨 フレイル予防、介護予防の担い手の確保として、定年後の元気なシニア世代を介護予防の担い手として育成する政策、取り組みがあってもよいのではないかと思う。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 ご指摘のフレイル予防、介護予防につきましては、現在、各区において、シニア世代や高齢者などを対象に、介護予防の取組みをサポートする人材育成などを実施しております。 いただいたご意見も参考とさせていただきながら、こうした取組みをさらに進めてまいります。 通し番号35 147ページ 編・部 第3編 各論_第2部健康・医療分野 項目 施策1-7健康づくり支援の仕組みと環境づくり 意見要旨 本施策に関連して、P147の施策1-7の中でもう少しeヘルスへの取り組み促進を打ち出してもいいのではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P147:3行目 「健康無関心層も含め、市民が健康づくりに関心を持ち、「自然に」「楽しみながら」取り組むことができるよう、ICT(情報通信技術)等を利活用するとともに、行政・企業・大学などが連携し、エビデンス(科学的根拠)やデータも活用しながら、様々な健康づくり支援の仕組みづくりを進めます。」 通し番号36 148ページ 編・部 第3編 各論_第2部健康・医療分野 項目 〈 現状と課題 〉(1)在宅医療・介護連携の推進 意見要旨 認知症診断された当事者に向けた生活相談窓口を病院内に設置し、在宅生活におけるアドバイスや社会資源の紹介、継続した支援体制の保障ができるようにしてほしい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 福岡市では認知症医療連携の仕組みを構築し、認知症相談医、認知症サポート医から必要に応じて、地域包括支援センターに連絡するなど、医療と介護の連携に取り組んでいるところです。 また、認知症本人のピアサポート活動支援事業として、当事者同士が語り合い、相談できる活動を実施しております。いただいたご意見も参考とさせていただきながら、こうした取組みをさらに進めてまいります。 通し番号37 176ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 (1)地域包括ケアの推進 意見要旨 5-1 地域包括ケアの推進 圏域単位の地域ケア会議の開催と、行政支援圏域や区単位などで多職種連携で様々な会合が行われているが、専門職それぞれが行っており、纏まりが無いように思える。そこで、参加しやすい条件や、協力した企業にも認証を与えるなどの行政からの推奨を与え、より多くの参加を促した圏域単位での会議を行ってはどうか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 地域包括ケアの推進に向けては、関係機関が相互に連携しながら取り組むことが重要であると認識しております。いただいたご意見につきましては、地域ケア会議の推進(施策1-2)の中で参考とさせていただきながら、計画を推進してまいります。 通し番号38 177ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 (5)認知症フレンドリーなまちづくりの推進 意見要旨 福岡市は現在、認知症フレンドシップシティを謳っているが、世界アルツハイマーデーに関して積極的に参加している様子がみられない。 日本各地でも、様々な名所や文化施設などもオレンジライトアップを行い、認知症の方やその家族への支援を表明している。福岡市民への認知症に対する理解を深め、共に考えあうイベントへの参加として、ぜひ福岡市でもオレンジライトアップを実現して欲しい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 認知症に関する理解促進につきましては、社会全体で認知症の人を支えるため、誰もが認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人やその家族を支える手だてを知ることができるよう、様々な普及・啓発活動に取り組んでいるところです。 今後とも、いただいたご意見も参考とさせていただきながら、市民の理解促進に向けた取り組みを推進してまいります。" 通し番号39 180ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 【基本目標1】地域包括ケアの推進 意見要旨 第2章【基本目標1】地域包括ケアの推進 2段落目○昨今の課題として、ダブルケアや8050問題に続けて、 「ヤングケアラー 」をお願いしたい。 ○ レスパイトやケアをしている家族への適切な支援など、ヤングケアラーの負担を軽減する手立てをえがお館や要保護児童支援地域協議会等と連携して 速やかに 行えるよう、関係者への周知・啓発を求める。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 R180:10行目 昨今、社会的孤立など関係性の貧困の社会課題化、ダブルケアやヤングケアラー、8050問題など、複合化・複雑化した課題が顕在化しています。 あわせて注釈の追加 P184施策1-1に〇の3つ目追加 ダブルケアやヤングケアラー、8050問題等の課題について関係機関への啓発等を行い、関係機関が連携してこれらの課題を抱える高齢者やその家族などを早期に発見し適切な支援につなげるよう、取り組みます。 P213の〇の4つ目 ○介護保険サービスに加えて、住み慣れた地域で可能な限り自立した在宅生活を営むことができるよう、要援護高齢者のニーズや介護の状態、家族の状況に応じた様々な在宅サービスを提供します。 P217の施策4-4の〇の1つ目 介護保険制度のほか、寝たきりなどでおむつが必要な人へのおむつの配送や、ショートステイなどの料金の助成、住宅改造費用の助成などにより、高齢者やその家族の在宅生活を支援するとともに介護の負担軽減を図ります。 通し番号40 186ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 施策1-3ICT(情報通信技術)やロボット等の利活用 意見要旨 施策1-3に関して、高齢者がICTを使う力を高めるリテラシー向上策を追加できないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P186の施策1-3に〇の4つ目追加 ○様々な手続きの電子化やICTを活用した情報発信が進む中、ICT機器の操作に不慣れな高齢者がスマートフォンやタブレット等に慣れ親しむための取組みを進めていきます。 P187【現在の主な事業】への追記 事業名:高齢者向けスマホ・タブレット講座 事業概要:老人福祉センターにおいて、スマホ・タブレットの基本的な操作やアプリの使用法などに関する講座を実施 事業名:公民館スマホ塾 事業概要:公民館において、高齢者等を対象にスマートフォンの使い方等を学べる講座を実施" 通し番号41 192,193ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 (5)地域包括ケアを支える福祉・介護人材の確保 意見要旨 介護人材の確保について、福岡市としても、介護助手を求める市内の介護施設と就業希望者をマッチングする就職相談会を開催してはどうか。 また、社協が窓口になっている介護支援ボランティア求人についても、介護助手求人と一体となってPRしてはどうか。PRチラシを作成、配付して理解を高めていくのもよいのでないかと思われる。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 介護人材の確保につきましては、その取組の一つとして、「介護に関する入門的研修」を実施しているところです。この研修は、介護の経験がない方を対象としており、研修修了者は福岡市の生活支援型訪問サービスの従事者になることができるというもので、研修修了者を対象に、就業希望者と事業者のマッチングを目的とした就職相談会などを実施しております。 また、介護支援ボランティア事業につきましては、様々な機会を通じて,チラシ等を活用しながら効果的なPRを検討していくこととしております。 今後、いただいた意見も参考とさせていただきながら、介護人材の確保に向けて、さらに取り組んでまいります。" 通し番号42 194,195ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 施策2-1 住まいの確保と住環境の整備 意見要旨 1つ目の○の4行目一文に「バリアフリー化」(2行目と4行目)が続いていてわかりにくい。 2つ目の○の1行目「多様化」がどこに係っているのかわかりにくい。 5つ目の○の3行目P195にセーフティネット住宅の説明があるため,説明文は不要で,「セーフティネット住宅の登録促進」だけでいいのではないか。" 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P194 1つめの〇の1行目 「~高齢者が安心して居住できる生活支援サービス(安否確認・生活相談)が付いた高齢者向けの住宅~」 P194 2つめの〇の1行目 「心身の状況等により、多様化する住まいへの要望に対して、」 P194 5つめの〇の2行目 「セーフティネット住宅の登録促進や、入居者負担軽減~」 通し番号43 196ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 施策2-2日常生活の支援等 意見要旨 MaaSや自動運転の社会実験なども進められていますので、高齢者の生活支援の立場からの言及があってもいいのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 現在、Maasや自動運転の社会実験など、様々な取組みの提案がなされ、次世代の交通・移動手段として注目されておりますが、計画改定時点においては十分に見通せない面もあり、原案通りとさせていただきます。 高齢者の日常生活を支える生活交通の確保は重要と認識しており、ご意見を参考に関係局で連携し、高齢者が安心して暮らし続けられる環境づくりに取り組んでまいります。 通し番号44 198ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 施策2-3 支え合う環境づくりと福祉・介護人材の確保 意見要旨 施策2-3支え合う環境づくりと福祉・介護人材の確保 ○人材不足による過重負担および実務中心で育成まで手が回らない事業所の実態をふまえ、理想とのギャップで離職する新人、低賃金のため就労継続が困難になる等さらなる人材不足を招く負のスパイラルを断ち切るために抜本的な処遇改善が必要ではないか。 ○事業所の経済的負担となる派遣・契約社員に頼らない直接雇用の促進、資質の向上を図るための具体的な施策が必要ではないか。" 意見への対応【原案通り】 市の考え方 介護人材の確保については、国や福岡県と連携・役割分担を行いながら、新たな人材の参入を促進するとともに、人材不足が特に深刻な訪問介護事業所における業務効率化の支援や、介護ロボットのレンタル制度の試行などの労働環境・処遇の改善、そして、研修を通じた資質の向上に一体的に取り組んでまいります。 通し番号45 200,251ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 施策2-4災害対策の推進(施策1-6災害対策の推進) 意見要旨 「食料」は食べ物全般を指し、「食糧」は備蓄した食べ物や米などの主食を意味しているため、以下の部分の記載は、より広い意味である「食料」を使った方がよいのではないか。 【高齢者分野】 P200施策2-4災害対策の推進 下から2行目「また、福祉避難所などで必要となる食糧等…」 【障がい者分野】 P251施策1-6災害対策の推進 10行目「福祉避難所等で必要となる食料は、…」 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P200の本文8行目を、次のとおり修正します。 「また、福祉避難所などで必要となる食料等は、…」 通し番号46 219,221,222ページ 編・部 第3編 各論_第3部高齢者分野 項目 (2)認知症フレンドリーシティ・プロジェクトの推進 意見要旨 認知症フレンドリーシティは産学官民「オール福岡」で進めるとされいる。行政施策ではないが、「RUN伴プラス福岡市エリア」の取組をコラムで取り上げてはどうか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 「RUN伴プラス福岡市エリア」の取組みについては、非常に有意義なものと考えておりますが、他にも様々な認知症関連の取組みが行われていることから、バランスを考えて原案通りとさせていただきます。 なお、「RUN伴プラス福岡市エリア」の取組みについては、今後も後援、協力をさせていただきます。" 通し番号47 230ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 基本理念(1)安心して地域で暮らせる基盤づくり 意見要旨 基本理念1~3行目「福岡市では,~予想される中」という、これまでと今後についての内容は、各分野の基本理念のうち、障がい分野のみ記載されている。不要ではないか。 (1)3つ目の○「重度の障がいのある人」に限定されているが,後ろにはその他の障がいも書かれている。他も含むような記載に整理してはどうか。" 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P230基本理念についてはこれまでの取組みや社会情勢に関する記載を削除し、「福岡市では「障がいのある人とない人が等しく地域の中で自立し、社会の一員として共に生きる社会」をめざし、高齢障がい者及び、「親なき後*」の地域での生活を見据えた総合的な支援など、『障がいのある人が必要な支援を受けながら、自らの能力を最大限発揮し、地域や家庭でいきいきと生活することのできるまちづくり』をめざします。」に修正します。 3 基本目標(1)3つめの○については、「重度の障がいがある人」を「重度の障がいや発達障がいがある人、難病患者等」に修正します。" 通し番号48 230ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 (2)多様性を認め合い、大切にし合うまちづくり 意見要旨 多様性を認め合い支援していくには、支援の方法にも多様性が求められる。現在の障がい支援区分、算定基準では、支援の多様性、支援の質の向上に対応することは難しい現状であることを知っていただき、適切な人員配置と介護給付費の請求が実現できるような取組みをしていただきたい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については,今後の市政の参考とさせていただきます。 事業所の人員配置等につきましては、国の基準に基づき対応しているところでございます。今後も引き続き、実態に見合う報酬水準を確保し、適切な人員配置となるよう国に要望してまいります。 通し番号49 231ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 (3)誰もがいきいきと暮らせる環境づくり 意見要旨 (3)2つ目の○の内容は、P230(1)2つ目の 項目と同じような内容に思われる。整理が必要ではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P231 3 基本目標(3)は「誰もがいきいきと暮らせる環境づくり」を目指しており、その趣旨を明確にするため、2つ目の○を「障がいのある人が必要な支援を受け、より豊かに、生きがいを持って人生を送れる社会の実現をめざします。」から「障がいのある人が必要な支援を受け、より豊かに、生きがいを持って、自分らしい人生をいきいきと送ることができる社会の実現をめざします。」に修正します。 通し番号50 234,238,252,226,240ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-4 重度障がい・発達障がい・難病等に関する施策の推進 施策の方向性 (1)障がい理解・差別解消の推進 【主な老人福祉事業の目標量】軽費老人ホーム 【現在の主な事業】計画相談支援 意見要旨 障がい福祉分野に対して 1 重度者、高齢者のグループホームの運営、支援体制を整備をお願いしたい。   ・通院介助の助成制度と医療連携体制を整備してほしい。   ・家賃補助、報酬単価を引き上げててほしい。 2 災害時の障がい者当の要配慮者対策を具体化してほしい。   ・避難行動、介助体制など、地域防災計画への明記をお願いしたい。 3 福岡市差別解消条例の見直しをお願いしたい。   ・合理的配慮の事業者の義務化をお願いしたい。   ・障がいの重い人の意思の尊重をお願いしたい。 4 食事提供加算の継続について国への働きかけをお願いしたい。 5 障がい者の指定特定相談(計画相談)の報酬単価の引き上げについて国への働きかけをお願いしたい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 1 重度障がい者グループホームの設置促進につきましては、計画原案【基本目標1】施策1-4(P247~248)において、重度障がい者を受け入れるグループホーム設置事業者に対する運営費の補助などを記載しております。いただいたご意見につきましては、今後の施策の参考とさせていただきます。。 2 災害時の要配慮者対策については、福岡市地域防災計画に記載しております。 3 福岡市障がい者差別解消条例の見直しにつきましては、計画原案【基本目標2】〈現状と課題〉(1)の5つめの〇にも記載しているとおり、条例施行から3年経過後に条例の規定について検討し、その検討結果に基づき必要な措置を講じることとしています。いただいたご意見を参考とさせていただき、計画を推進してまいります。 4 食事提供加算につきましては、令和2年度末までの経過措置とされておりましたが、令和3年度の報酬改定において経過措置が延長されたことから、原案通りとさせていただきます。 5 指定特定相談の報酬単価につきましては、令和3年度の報酬改定において単価の見直しが行われているところですが、引き続き、実態に見合う報酬水準の確保について国に要望してまいります。 通し番号51 234,259ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 (3)日常生活の支援による自立促進 施策2-3 ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくり・情報提供の推進 意見要旨 該当ページ数:p234 (3) 第3段落p259 施策2-3 第3段落p259 施策2-3 【現在の主な事業】6番目 「音声コード」は、あった方が良いが、音声コードだけでなく、点字版、音声版、テキスト版なども引き続き対応していただきたい。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P234 施策1-3現在の主な事業「市政情報の点字化等」において、点字版や音声版等の作成について記載しております。点字版、音声版、テキスト版などのこれまでの取り組みにつきましても、引き続き対応してまいりますので、【基本目標1】<現状と課題>(3)3つめの〇「情報の取得が難しい聴覚・視覚障がい者に対して、手話通訳や音声コードの活用などの支援の充実が求められます。」を「情報の取得が難しい聴覚・資格障がい者に対して、点字版、音声版、テキスト版のほか、手話通訳や音声コードの活用などの支援の充実が求められます。」に修正します。 通し番号52 242ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-2「良質な福祉サービスの推進と福祉を支える人づくり」 意見要旨 現行の1.7人に1人の支援員の基準に対して、市として障がいの状況(軽度と重度、強度行動障がい、医ケアの方等)に応じた人員配置の適切な対応をお願いしたい。(市独自の算定基準) 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については,今後の市政の参考とさせていただきます。 障がい福祉サービスは全国共通の制度として運用されているものであり、令和3年度の障がい福祉サービス等報酬改定において、常勤看護職員を配置する場合の加算拡充や重度障がい者を支援する場合の加算見直しなどが行われたところでございますが、引き続き、実態に見合う報酬水準を確保し、適切な人員配置となるよう国に要望してまいります。 通し番号53 244ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-3 日常生活の支援による自立促進 意見要旨 P244 施策1-3日常生活の支援による自立促進の○の2つ目と3つ目について、どちらも、民間賃貸住宅等への入居支援について書かれていますが、○の2つ目は「検討」であり、3つ目は「入居支援を行う」となっており、施策として「検討する」なのか「実施している」なのか、わかりにくい。「検討」部分はどこなのかをもう少し具体的に書いた方がわかりやすいと思われる。 ○の2つ目は「居住サポート」のことで、3つ目は「住まいサポートふくおか」のことか。" 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P244 施策1-3の2つめの〇については「居住サポート」のことであり、「入居支援について検討します。」という記述については、「入居支援を行います。」に修正します。 通し番号54 244ページ~ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-3 日常生活の支援による自立促進 意見要旨 障がい者の機能訓練の場として市民体育館の利用を提案したいが、障がいに対応できる職員が少ない。障がい者を含めたリハビリ、介護予防プログラムの導入や、専門職(PT・OT等)の派遣や配置を検討していただきたい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 福岡市におきましては、福岡市立心身障がい福祉センターにおいて、専門職(PT、OT)がリハビリテーションを行っているところでございます。いただいたご意見については,今後の市政の参考とさせていただきます。 通し番号55 233,247ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-4 重度障がい・発達障がい・難病等に関する施策の推進 意見要旨 重度障がい者を受け入れるグループホームの設置ですが、設置だけできても適切な支援ができる人材がいないと成立しない。日中を過ごす生活介護事業所も人材の育成が課題となっており、重度の方を対象にする事業所の人員配置に余裕をもたせたうえで安定した事業運営ができるような仕組みづくりをお願いしたい。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見を参考とさせていただき,計画を推進してまいります。 グループホームにおける重度障がい者の受け入れ促進は大変重要であると考えており、重度障がい者を受け入れるグループホームを対象に、運営費の一部を補助する制度を令和2年度に創設しております。今回いただきましたご意見を参考に、今後とも重度障がい者の受け入れ促進に取り組んでまいります。 通し番号56 251ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策1-6「災害対策への推進」 意見要旨 災害時における福祉避難所の整備が強く求められている今、福祉避難所としての事前の準備にかかる費用の助成や、実際に福祉避難所を開設した体験等を聞き、参考にしていきたい。(研修、講演等) 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、今後の市政の参考とさせていただきます。 福祉避難所につきましては、災害時に円滑な運営ができるよう、国の考え方や他都市の事例等をふまえ、今後のあり方を検討してまいりたいと考えております。 通し番号57 253,252ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 (1)障がい理解・差別解消の推進(【図表98、99-①、99-②】) 意見要旨 当該ページの1行目に「差別に関する理解不足による誤解や偏見などが」とあるが、差別云々の以前に障がいに対する理解不足がある。この部分の表現は例えば「障がいに関する理解不足や偏見などが」と記述すべきではないか。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P253 令和元年度福岡市障がい児・者等実態調査において、「【図表98】障がい者支援として地域社会や企業等に望むこと」においても、各種別において「障がいに対する理解を深める」が1位又は2位であることから、 【基本目標2】<現状と課題>(1)の4つめの〇「差別に関する理解不足による誤解や偏見など」を「障がいに関する理解不足による誤解や偏見などが」に修正します。 通し番号58 262ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策3-1 就労支援 意見要旨障害者職員採用における改善を要求します。障害者枠の会計年度任用職員の雇用は最大5年とされております。希望として無期限延長か障害者の正規雇用への移行を望みます。障害者の正規雇用に関しては、新卒までの新規採用等は近年始まりつつある様ですが、年齢制限等、条件範囲が狭すぎます。既に学校卒業した者、現会計年度任用職員や、中途採用の者にとっては、正規採用へのチャンスがありません。障害者は一度職を失うと、再び職を見つけることは困難です。障害者の終身雇用という考えを取り入れない国というのは先進国ではありません。ましてや、働けても実際問題、独り立ちして生活していくには不十分な給金なのです。本来はもっとこの事に対しても救済措置をとって欲しいのです。頑張っている人間は健常者であろうと障害者であろうと変わりはないと思います。どうか、ゆっくり長い目で障害者達を育ててください。本当に宜しくお願い致します。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見については、今後の市政の参考とさせていただきます。 障がいのある方を対象とする会計年度任用職員の任用については、5か年度経過後も、同じ試験区分での再受験が可能となるよう平成30年度に見直しを行い、正規職員の採用試験につきましては、これまでの身体障がいのある方に加え、令和2年度から、知的障がいのある方や精神障がいのある方についても、受験資格を拡大しております。 会計年度任用職員の、常勤職員としての任用等につきましては、国の動向等を踏まえ、そのあり方を検討してまいります。" 通し番号59 262ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策3-1就労支援 意見要旨 施策3-1就労支援3項目○就職の困難度は、障がいの種別によって一概に決められるものではなく、「精神・発達障がい者等の就労は難しい」という固定観念を植え付けかねないため、「就職への困難度が高い」という記述の削除を求める。 ○各人の個性や特性を把握し、適切な支援をすることで就労および定着に結びつけるには、雇用者側に障がい及び障がい者に対する偏見をなくし、理解してもらうための啓発や適切な支援を行うための研修、支援をすることが必要である。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P262 施策3-1の3つめの〇を「精神・発達障がい者等への支援の充実を図るなど,社会情勢や雇用情勢の変化に応じた柔軟な施策の実施を図ります。」に修正します。 3つめと4つめの〇の間に,以下の記述を追記します。 「企業側に障がいへの理解及び障がい者に対する偏見をなくすための啓発や適切な支援を行うための研修などを実施します。」 通し番号60 269ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策4-2療育・支援体制の充実強化 意見要旨 P269施策4-2療育・支援体制の充実・強化〇の2つ目すでに令和3年度予算案で、南部療育センター(仮称)を博多区三築に整備することが発表されているため〈令和6年度完成〉、 「南部地域の相談・診断・療育機能の強化について検討を行います」→「南部療育センター(仮称)を整備します。」とする方が適切と思われる。 意見への対応【修正】 市の考え方 いただいたご意見を踏まえ、一部記述を修正します。 P269 施策4-2の2つめの〇を次のとおり修正します。 「療育センター等の新規受診児数の増加等に対応するため、南部療育センター(仮称)の整備を行います。」 通し番号61 269ページ 編・部 第3編 各論_第4部障がい者分野 項目 施策4-2療育・支援体制の充実強化 意見要旨 特別支援保育(さぽーと保育)について、記述がないため、重度の障がい児や医療的ケア児の保育について充実していく方向について示すべきではないか。 (記載例)障がいの程度が重く個別対応が必要な児童や、医療的ケア児についても、1対1の保育士加配や看護師の配置のための補助など、重度の障がい児についての保育の充実を図ります。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 いただいたご意見につきましては、施策4-2の【現在の主な事業】の中に「特別支援保育(さぽ~と保育)事業」として記載していることから、原案通りとさせていただきます。 通し番号62 276,120,117,69,185ページ 編・部 全般 項目 共働 第3章 成果指標 【図表60】包括的な支援体制の構築に向けた連携強化 3 担い手の共働(【図表51】 施策1-2 地域ケア会議の推進 意見要旨 「共働」と「協働」の使い分けがわかりにくい。どちらかに統一したほうが良いのではないか。 意見への対応【原案通り】 市の考え方 福岡市保健福祉総合計画においては、原則「共働」を使用することとしております。ただし、国の事業名であるなど、固有名詞などはそのまま使用することとしておりますため、原案通りとさせていただきます。