資料4−1 区障がい者基幹相談支援センターの事例から導かれる福岡市の地域課題について 1 課題整理の経緯等 福岡市障がい者等地域生活支援協議会は、地域における障がい者等への支援体制に関する課題について情報共有し、関係機関等の連携の緊密化を図るとともに、地域の実情に応じた体制整備について協議を行うという役割がある。 これまで、区障がい者基幹相談支援センターで対応する総合相談の事例をもとに、地域課題について区部会にて課題及び解決策を整理・検討し、協議会に報告をしてきた。しかし、事例を通しての個別報告では、福岡市全体の地域課題が捉えにくい状況があったため、今年度は「地域課題整理ワーキンググループ」を立ち上げ、各区で過去によせられた地域課題も含め、福岡市の課題として再整理を行った。 市の地域課題としては、17テーマを挙げ、テーマごとに区障がい者基幹相談支援センターで考えた解決策のアイデア、今後の方向性を作成している。 区障がい者基幹相談支援センターで考え得る解決策の他にどのようなアイデアがあるか、または、解決に向けて協力できる役割はどのようなものがあるかといった視点で委員からも意見を頂きたい。 2 地域課題整理ワーキンググループ 1)役割   地域課題の整理手法を検討し、各区から挙げられた地域課題テーマを分類、統合し、福岡市としての地域課題をまとめた。 2)ワーキングメンバー 互選で選出された相談支援スーパーバイザーで構成  相談支援SV 氏名      所属 中島 大輔 福岡市障がい者基幹相談支援センター 末松 忠弘 東区第2障がい者基幹相談支援センター 野下 聡美 東区第3障がい者基幹相談支援センター 春田 聡 早良区第1障がい者基幹相談支援センター 福田 江梨 早良区第2障がい者基幹相談支援センター 3)活動実績(計7回)     日程   内容 第1回 7月31日 整理手法と作業工程の検討 第2回 10月28日 各区から挙がった地域課題の整理、統合 第3回 11月13日 各区から挙がった地域課題の整理、統合 第4回 12月8日 各基幹から挙がった解決アイデア、方向性の検討 第5回 12月23日 各基幹から挙がった解決アイデア、方向性の検討 第6回 1月5日 テーマ、方向性の再検討 第7回 1月12日 協議会への報告のまとめ