資料4−1 地域生活移行部会 検討状況 1 部会検討事項  障がい者の地域移行を推進するための新たな手法や施策について検討を行う (1)障がい者の生活の場のあり方 (2)グループホーム設置促進方策 (3)地域生活を支援する施策との連携 2 検討状況 開催日,検討内容 第1回 H30.9.25 ・部会長,副部会長の選任           ・地域生活移行における論点について ・「障がい者の地域生活移行に関する調査」実施について 第2回 H30.11.19 ・「障がい者の地域生活移行に関する調査」について 第3回 R1.5.21  ・部会の目的とスケジュールについて ・調査結果の報告及び共有 ・今後の検討テーマについて 第4回 R1.6.28 ・調査結果報告(入所施設関係)の分析 ・今後の進め方について 3 検討内容について   障がい者の地域生活への移行を推進するための新たな手法や施策の基礎とするため,入所施設及びグループホームの事業者,利用者,ご家族を対象に「地域生活移行に関する調査」を実施し,調査報告書について情報共有を行い,意見交換を行った。    【第3回部会での委員からのご意見】 ・施設は安心な環境だが本当に豊かな生活といえるか本質を見る必要がある。 ・施設が送り出す力,入所者が踏み出す力,地域が迎える力,市が関与する力が複合 的に成立しないと地域移行は進まない。 ・親の高齢化でニーズは高いが,圧倒的にグループホームが不足している。 ・グループホームでの重度障がい者の対応は困難。調査結果から,支援体制や専門職 の配置,報酬単価といった問題を解決すれば対応可能とも読み取れるが,単純な制度設計だけでなく点と点を結び,線で据える必要がある。 ・整備には金銭と人員を要する。目標達成のためには特に必要な部分に限られた資源 を投入し,自分らしい生活が送れるよう支援する必要がある。 ・調査報告書は障がい者本人,家族,事業者,行政にとって宝の山であり施策策定の 材料として,十分役割を果たすものと言える。他 以上のようなご意見を踏まえ,次回以降,入所施設,グループホームそれぞれ細部にわたり調査結果を分析し,施策策定の根拠として議論を進めていくことを確認した。 4 今後のスケジュールについて 第4回部会で入所施設関係についてご意見をいただき,次回以降は,グループホーム関係のご意見をいただいたうえで,それぞれの分析結果の比較を行い,共通点,個別点などを整理しながら,最終的には第6期障がい福祉計画に地域移行に関する施策として反映させるため,検討結果を提言書(案)としてまとめ,今年12月の地域生活支援協議会で報告する予定。