第2回相談部会 〇事務局:それでは定刻を少し過ぎましたけれども、ただいまから令和3年度第2回福岡市障害者差別解消推進会議相談部会を開催いたします。  本日は委員総数15名のところ、14人の方がご出席ということでいただいております。  また、本会議は原則非公開となっております。よろしくお願いします。  次に、資料の確認をさせていただきます。  本日、配布資料として机上に置いておりますのが、会議次第、座席表、委員名簿。前回のデータでもお送りしましたけれども、改めて今回、委員名簿のほうを配布をさせていただいております。  また、事前にお送りした資料は、資料1といたしまして「相談事例報告書」、資料2「年次報告書」、 資料3「令和2年度障害者差別解消相談事例報告」、資料4「令和2年度相談実績における差別解消の現状と課題について」です。全てお手元にございますでしょうか。 それでは、本日の会議次第についてご説明いたします。 お手元の会議次第をご覧ください。議事として「相談案件の報告・検討」、「推進会議への事例報告等について」を行い、そのあと意見交換を行います。 それではこれより先の会議進行につきましては、部会長にお願いしたいと思います。 部会長、よろしくお願いいたします。   ○部会長:それではよろしくお願いいたします。  議事の1番目「相談案件の報告・検討」、令和3年の2月〜6月までの分ですけれども、これについて資料1に基づいて事務局から説明をお願いいたします。 〇事務局:それでは、右肩に資料1と書かれました相談事例報告書のほうをご覧ください。  まず1番目といたしまして、「新規相談件数」でございます。令和2年度は2月〜3月分と、令和3年度が4月〜6月分ということでまとめております。  令和2年度分である令和3年2月〜3月分は新規が3件でございました。前年同月が9件でしたので、比べますと6件減っているということになります。  令和3年度については、4月〜6月分といたしまして、新規が11件ございました。  前年同月分と比べますと、前年同月が8件でございますので、令和2年度の同月分に比べると、令和3年度は差別の相談というのが増えている状況ということでございます。  ただし、これまでご報告をしていなかった期間の合計でいきますと、新規が14件、前年同月分が17件ということで、全体としては、あくまでも集計の期間を同一の集計期間と比較をしたら減っているところがございます。  それから2番目といたしまして、「令和3年2月〜6月における新規相談件数の分野と障害種別との関係」ということで、こちらにまとめております。  「聴覚・言語障害」の方の相談、それから「発達障害」の方の相談というのが3件と最も多いというところがございます。  それから分野でいきますと、「商品・不動産」が3件というのが一番多い相談になっております。  次が3番目になります。「令和3年2月〜6月の相談状況」ということで、真ん中の枠の中の「差別区分」をご覧ください。  今回の期間中、「不当な差別的取り扱い」の相談が1件、それから「合理的配慮の不提供」の相談が4件ということでございました。  それから右側の枠の中になりますが、先ほども申し上げましたように、「相談分野」でいきますと「商品・不動産」というのが3件ということになっております。  それから「相談内容」につきましては、今回14件の中で「調整・あっせん」を行ったのが1件、それ以外は説明とか情報の提供といったところで、一番多かったのが「説明・情報の提供」が10件ということになっております。  それから「今後必要な取り組み」に関しましては、これは相談があった時に、この相談結果に基づいて今後どういった取り組みが必要なんだろうかというのをまとめているところになりますが、今回は「障がいの理解」というのが最も多く、8件ということでございました。  以下、「条例や各省庁、職員の指針や規程の周知」が6件、「合理的配慮の話し合い」が4件ということになっております。  こちらにつきましては14件の相談で、複数の必要な取り組みがある場合がございますので、合計が23件となっておりますけれども、新規相談件数の14件の中で、例えば「規程の周知」と「障がい理解」を1つの事例について必要な取り組みとして計上することがございますので、件数については必ずしも一致するものではございません。 ――――――――――――――――(以降非公開)――――――――――――――――