(資料1) 令和元年度第1回福岡市障害者差別解消推進会議相談部会 報告書 【日時】令和元年5月31日 15:00〜17:00 【場所】あいあいセンター7階 大研修室 【委員出席数】14人(定足数 8人) 1 部会長・副部会長の互選   部会長に向井委員(現:福岡市障害者差別をなくす会 世話人代表,旧:福岡市に障害者差別禁止条例をつくる会 世話人副代表),副部会長に河谷委員(西南学院大学人間科学部社会福祉学科准教授)が選出された。 2 福岡市障害者差別解消推進会議相談部会について   福岡市障害者差別解消推進会議及び相談部会の所掌事務について,事務局から報告を行った。 3 相談案件の報告・検討  (1) 相談件数等について     「新規相談件数」,「2018〜2019年度新規相談件数の分野と障害種別との関係」,「条例施行後の新規相談状況」について,事務局から報告を行った。  (2) 個別事例について     個別事例について,会議当日時点で未解決の事例を中心に,事務局から報告を行った(3件)。なお,福岡市障害者差別解消条例第21条第1項第3号及び福岡市障害者差別解消推進会議運営要領第4条第1項第2号に基づく意見はなかった。    4 意見交換   事務局から,「差別事案が発生した場合で,事案に対する相談部会の意見が緊急に必要とされる場合の対応について」及び「差別解消条例の啓発活動について」の2つのテーマが提出された。前者については,想定される状況などを事務局において整理したうえで,引き続き検討することとなった。後者については,委員から以下のような意見が出された。   ・交流や啓発に関する研修を民間企業に委託するなど,事業者や子どもたちに日常的に啓発していくための予算措置を市にお願いしたい。   ・条例が施行されたことを知らない業者も多いため,様々な業界団体にまずは声掛けをしていくべきだ。   ・公民館を使った認知症カフェのような,当事者と事業者が本音で語り合って理解を深めていけるような場を設けてはどうか。