参考資料4 第2回 しょうがいしゃほけん福祉分科会における意見について [意見1] H28年度に地域移行した31人がどのようにして地域移行できたのかしょうがい種別ごとの細かな分析結果を示してほしい。  ・どのような社会資源を活用したのか ・31人のうち,家族がひきとった19人がその後,どのように生活しているのか また,地域移行を推進するにあたって,先進てきな事例などを示してほしい。 例:仙台市,東京(少にんずーシェアハウス),横浜市GHなど [回答]  ・どのような社会資源を活用したのか 1はグループホーム等利用,2は家族の引き取り,3は新たに新居確保,4は老人グループホーム等利用(単位は人) 26年度 27年度 28年度 計 1   7  11  8  26 2   17   19   19   55 3   3   2   3   8 4   0   1   1   2 合計  27   33   31    91  ・その後の生活状況   資料なし(追跡調査困難)  ・地域移行を推進するにあたっての先進てき事例   他都市については,情報収集・調査等を行っていく。 [意見2] 施設にゅーしょを必要としている人(約1,300人)は,どういった方なのか調査結果を示してほしい。   [回答]  ・しょうがい種別ごと(単位は人,平成29年5月現在)      身体   精神   知てき   総計 区分1  1               1 区分2 11 3 1 1 区分3 33 1 13 47 区分4 37 5 137 179 区分5 60 4 294 358 区分6 174 1 515 690 総計 316 14 960 1290 ・りょーいく手帳の等級ごと(単位は人,平成29年5月現在) A1  A2  A3  B1  B2 手帳なし  総計 区分1   1 1 区分2 1 1 13 15 区分3 1 2 10 4 30 47 区分4 8 76 4 39 11 41 179 区分5 72 152 6 61 15 52 358 区分6 340 171 12 25 10 132 690 総計 420 400 24 136 41 269 1290 [意見3] 地域移行を推進するための施策を検討するため,地域生活しえん協議会において,「地域移行専門部会」を作り検討する。または,何らかのワーキンググループを立ち上げる。 [回答] (現時点での進捗状況) ・長期入院中の精神しょうがいしゃの地域移行推進については,医療機関と福祉関係者が連携した精神しょうがいしゃの地域移行の取り組み方法などについて検討を部会の設置に向けて担当課(ほけん予防課)で準備中。 ・知てきしょうがいしゃや身体しょうがいしゃの施設から地域への移行や親元からの自立のために必要となる居住の場の整備について,これまでも地域生活しえん協議会からの提言などで指摘があっているが,具体てきな対応には至っていない。 (今後のスケジュール)   29年9月〜12月   ・関係課において,協議会やしょうがいしゃ団体等からの居住の場の整備に関する既出意見等の確認を実施。 ・しょうがいしゃの居住の場の整備に関する課題の把握状況の確認や居住の場の整備推進について検討を行う専門部会等の設置について,メンバー構成も含め検討を進めていく。 [意見4] グループホーム入居者の移動しえん利用は,なぜ認められないのか理由を示してほしい。他都市の状況もあわせて示してほしい。 ・グループホーム(GH)入居者の外出しえんは,基本てきに施設が対応すべきこととの厚生労働省の見解が出ているが,遠方の外出等でGHでの対応が困難な場合には移動しえんの利用は可能としている。 ・なお,入居者の通院についても,基本てきに日常生活上のしえんの一環として,GHで対応することとされているが,慢性疾患で医師の指示により定期てきに通院を必要とする場合は,居宅介護の通院介助の利用が可能(2回/月を限度)とされている。(平成19年2月厚生労働省事務連絡)  ・他都市の状況については,9月以降,直近の他都市の状況を確認する。