資料1 平成28年度 福岡市障がい児・者等実態調査の概要 [調査の目的]  次期「障がい福祉計画」の策定にあたり、障がい児・者の実態を把握するとともに、障がい保健福祉施策を推進する上での利用者のニーズを把握するため、実態調査を実施する。  平成28年6月、福岡市保健福祉総合計画(障がい者計画含む)を策定し、平成32年度までの障がい福祉施策の方向性を示した。計画進捗管理を行うため、成果指標を定めており、本実態調査で現状把握を行う。 [調査実施の考え方]  調査を実施するにあたり、以下の考慮すべき事項がある。  (1)前回調査において、回答者から、設問内容が難しい、設問数が膨大である等、負担が大きいという意見が多数あったこと  (2)3年ごとに実施するため、大幅な経年変化が見られない設問があること  (3)福岡市保健福祉総合計画の進捗管理を行うため、本実態調査において現状把握を行うための設問を追加する必要があること   よって、今回調査については、上記事項等を踏まえ、設問内容の見直しと設問項目数の絞り込みを行う。 [調査の概要]  身体  (対象者)福岡市内に居住する身体障害者手帳所持者  (対象者の抽出方法)手帳交付台帳から層化無作為抽出  (サンプル数)3000  (調査方法)18歳以上:郵送調査,訪問調査、18歳未満:郵送調査  (スケジュール)基礎調査(7月から8月)、郵送・訪問調査(9月から10月中旬)、全ての障がい種別共通:中間報告書作成(11月)、報告書作成(3月)  知的  (対象者)福岡市内に居住する療育手帳所持者  (対象者の抽出方法)手帳交付台帳から層化無作為抽出  (サンプル数)3000  (調査方法)郵送調査  (スケジュール)基礎調査(7月から8月)、郵送調査(9月から10月中旬)、中間報告書作成および報告書作成(身体と同じ)  精神  (対象者)下記医療機関の精神科に入院又は通院している福岡市に住所を有する患者   ・福岡都市圏の精神科を標榜している病院   ・福岡市内の精神科を標榜している診療所・クリニック  (対象者の抽出方法)医療機関を通じて把握  (サンプル数)3000  (調査方法)   ・一次調査(患者数調査):医療機関に郵送調査、   ・二次調査(意識調査):通院患者調査→医療機関から患者に調査票配付、入院患者調査→医療機関のスタッフに対しアンケート調査を実施  (スケジュール)一次調査(6月から7月)、二次調査(9月から10月中旬)、中間報告書作成および報告書作成(身体と同じ)  難病  (対象者)福岡市内に居住する特定疾患医療受給者証所持者  (対象者の抽出方法)特定疾患医療受給者証所持者の中から層化無作為抽出  (サンプル数)1000  (調査方法)郵送調査,訪問調査  (スケジュール)基礎調査(7月から8月)、郵送・訪問調査(9月から10月中旬)、中間報告書作成および報告書作成(身体と同じ)  発達障がい  (対象者)発達障がい者関係団体等に所属(利用)もしくは特別支援学級や通級指導教室に通っている発達障がい児・者とその家族  (対象者の抽出方法)団体等や学校を通じて把握  (サンプル数)900程度  (調査方法)団体等や学校から対象者に調査票を配布  (スケジュール)団体等への協力依頼(7月から8月)、団体等を通じた配付による調査(9月から10月)、中間報告書作成および報告書作成(身体と同じ)  事業者  (対象者)相談支援事業者、居宅系サービス事業者、施設系サービス事業者、共同生活援助・共同生活介護事業者  (対象者の抽出方法)事業者一覧(全数)  (サンプル数)650程度  (調査方法)郵送調査  (スケジュール)郵送調査(9月から10月中旬)、中間報告書作成および報告書作成(身体と同じ)