資料6 福岡市障がい者等地域生活支援協議会区部会における平成27年度区部会ネットワーク報告書 平成28年3月 福岡市障がい者等地域生活支援協議会区部会 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 東区部会 東区ネットワーク会議 年1回、サービス連絡会議、心のケア連絡会、教育、社協、介護等の関係者も交えて 東区サービス連絡会議 目的 顔の見える関係づくり、 地域課題の共有 内容 年2回、地域課題をテーマに講義、リレートーク、グループワーク等 成果 社会資源マップ作成、ネットワーク構築 課題 成果の共有 東区心のケア連絡会 目的 精神保健分野のネットワーク 内容 年4回、講演、事例検討等 成果 参加者同士連絡を取り易くなった 課題 参加者が少ない 相談支援部会 年4回、相談支援専門員同士のネットワーク構築、地域課題の共有 幹事会 障がい福祉関係機関(東区) 、連携、知的障がい者相談支援センター 世話人会 精神保健福祉関係機関(東区)、連携、精神障がい者相談支援センター 東区部会 知的障がい者相談支援センター、精神障がい者相談支援センター 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 博多区部会 @ 区部会ネットワークのイメージ図 博多区障がい者福祉スマートネットワーク 福岡市障がい者等地域生活支援協議会博多区部会、教育、就労、医療、行政、相談、事業所が連携 Aネットワーク構築の目的ねらい 障がい福祉の関係者が「顔の見える関係」になる。 関係者が協力して地域課題がスマートに解決できるようになる。 B 取組内容 5月24日 博多区精神保健福祉ネットワーク会議と共催 テーマ 金銭管理について 講師 あんしん生活支援センター 6月24日 指定特定相談支援事業とのネットワーク会議 テーマ 指定特定相談支援事業のネットワーク 2月3日 博多区精神保健福祉ネットワーク会議と共催 テーマ 発達障がいについて 講師 ゆうゆうセンター 2月29日 就労継続A型事業所とのネットワーク会議 テーマ 就労継続A型事業所とのネットワーク 3月31日 指定特定相談支援事業とのネットワーク会議 テーマ 指定特定相談支援事業と区役所の意見交換 C成果・効果 博多区部会の委員以外の、関係機関(事業所、医療機関等)とのネットワークが構築でき、「顔の見える関係」ができた。 各関係者同士のネットワーク構築の機会を作ることができた。 委託相談支援、博多区部会の周知をすることができた。 D 課題・今後の展望 数回のネットワーク会議だけでは、カバーしきれないネットワークがある。ネットワークの構築は、単年度のみでなく、継続的、長期的に取り組みを行わなければ定着しないため、今後も取組を続ける必要がある。 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 中央区部会 ネットワークイメージ 委託相談支援事業所 コーディネーター 指定特定相談支援事業所 相談支援専門員 特別支援学校 教員 精神科クリニック・訪問看護 医師・看護師・PSW 社会福祉協議会 地域支援員 グループホーム 管理者・サービス管理責任者・世話人 放課後デイ 放課後支援 ヘルパー事業所 管理者・サービス提供責任者・ヘルパー 生活介護事業所 管理者・サービス管理責任者・生活支援員 就労系事業所 (移行・A・B) 管理者・サービス管理責任者・就労支援員 行政 保護課 ケースワーカー・在宅相談員 行政 福祉介護保険課 健康課 保健師 基幹相談支援センター虐待防止センター ちゅうちゅうネット(福岡市中央区障がい福祉ネットワーク) 支援機関が連携して顔の見える関係を築くことで「安心」の輪を広げていくため 支援者のスキルアップ・人材育成を目指し、地域生活支援について学ぶため 相談支援事業所を障がいのある人や様々な支援機関に周知していくため それぞれが抱えている地域課題の解決につなげていくため 障がいのある人を支援する上での新たな社会資源を発掘していくため 中央区相談支援ネットワーク会議 2ヶ月に1回開催 事例検討・グループワーク(課題・質問)・指定特定のサポート 取り組み内容 事例検討会 7月24日(金)18時から 第5回ちゅうちゅうネット研修会 参加者74名(30事業所) テーマ「みんなでお悩み解決!明日からできることを考えよう!〜事例検討を通して学ぶ地域生活支援〜」 就労移行支援事業所で抱えている精神障がいのある方の事例について検討。 計画相談支援研修 1月29日(金)18時から 第6回ちゅうちゅうネット研修会 参加者53名(22事業所) テーマ「サービス等利用計画、うまく活用できていますか?〜完全施行後9ヶ月間の現状を本音で語り合いよりよいものにしていく方法を考えましょう!〜」 各相談支援センター(事務局)からパワーポイントでの実践報告をした後、グループワークで計画相談が入って良かった点、課題について意見交換。 懇親会の実施 30秒PRの時間を設け、「最近はまっていること」「今年の抱負」等テーマを決めて自己PR。 ちゅうちゅうネット通信の発行 年に2回 事業所PRタイム 事業所の特徴、強味などを3分程度で全体にPR。 事業所情報収集シートの作成 事業所の特徴、PRしたいことを掲載。年に1回の更新・配布。 成果・効果 様々な視点から支援のアイデア出しをすることができ「つながり」「医療と福祉の連携」をキーワードとした活発なグループ討議をすることができた。 事例提供をした事業所から、「自分たちが支援の中で大切にしていたものを再確認できたと共に自分が成長するための新たな気付きがあった」などの感想を頂くことができ、参加者と提供者が一緒に学ぶ機会を作ることができた。 計画相談支援について良かった点、課題について本音で語り合えたと共に、発表と質疑応答の時間を設けたことで、全体で共有することができた。 実践報告を通して、相談支援の役割や必要性を伝えることができた。 中央区内の支援機関についてお互いに知る機会を作ることができた。 支援者間の親睦を深め、横のつながりをつくることができた。 課題・今後の展望 参加事業所のばらつき…できるだけ色々な事業所に興味を持ってもらえるような参加しやすい研修を企画できるよう努めていきたい。一方で専門別の研修の希望もあがっているため検討が必要。 事務局の業務負担軽減…年2回の研修、2ヶ月に1回の会議開催で精一杯の状況。 長く継続していくこと…実際の支援で連携する頻度が増えてきていることで、回を重ねる度にネットワークが深まってきているように感じている。今後も「顔の見える関係作り」に力を入れていきたい。 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 南区部会 @南区部会ネットワークのイメージ図 南区部会ネットワーク 区部会委員 福岡市南区福祉・介護保険課障がい者福祉係職員 福岡市南区健康課精神保健福祉係職員 市内特別支援学校教諭 福岡市南区知的障がい者相談支援センター職員 福岡市南区精神障がい者相談支援センター職員 事務局 福岡市南区知的障がい者相談支援センター 福岡市南区精神障がい者相談支援センター 【ネットワーク委員】 ネットワークの企画・立案・運営に協力 ネットワーク委員会メンバー構成 福祉型障がい者入所施設職員、入所施設職員、多機能事業所職員、通所施設職員、居宅事業所職員 指定特定相談支援事業所ネットワークつながるねっと 南区指定特定相談事業所15か所で構成 平成27年度は、2回ネットワーク会議を持ちそれぞれの事業所の抱える悩みや工夫していることや取組について議論をおこなった。 来年度は、事業所から事例をあげてもらい、計画相談支援事業所間のネットワークを強化するとともに、支援員の専門性の向上に努めたい。 Aネットワーク構築の目的・ねらい 「顔の見える、気軽に話せる、つながり続ける」 をキーワードに区内におけるネットワークの構築を図る 平成27年度は、支援者間のつながりが当事者の生活の向上に生かされるよう、〜当事者目線で考える当事者のためのネットワーク作り〜をテーマとし、7月・1月に開催。 B取り組み内容 平成27年度より、南区部会の承認の下、区部会のサポート組織として、ネットワーク委員会を組織した。ネットワーク委員会には、区部会ネットワークづくりの企画・立案・運営に協力いただいた。 C成果・効果 ネットワーク委員会を組織したことにより、現場の声をネットワーク構築に反映していく土台づくりができた。第2回、3回ともに多数の参加があり事業所間の情報交換および支援についての学び合いの場となった。 支援者間のネットワークづくりを基本としながら、ネットワークが支援を受ける当事者に有効に機能していく視点を共有できた。 D課題・今後の展望 年2回の開催予定。参加者からの要望をくみ取り、「参加して良かった。また参加したい。」と思えるネットワークづくりを企画していく。支援者間の連携が当事者に反映していけるような組織づくりを行う。 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 城南区部会 城南区ネットワークのイメージ図 障がい福祉サービス事業所等とのネットワーク「城南サポネット」 居宅介護(ヘルパー)事業所、日中活動系事業所、就労支援事業所、グループホーム、障がい児支援事業所、相談支援事業所 城南区部会 事務局 城南区知的障がい者相談支援センター 城南区精神障がい者相談支援センター 城南サポネット実行委員会 各障がい福祉サービス事業所の代表者で構成 「城南サポネット」の目的・ねらい @地域で生活する障がい者等の抱える個別の課題や地域の課題を区部会で整理し、区内ネットワークの力によってその課題が緩和されたり、解決したりすることを期待する。 Aネットワークの中から出てくる地域の課題等に関して、区部会を通して課題を整理し、共有していく。 B区内の障がい福祉サービス事業所等を中心に、顔の見える関係をつくり、ネットワーク構築を図っていく。 第5回(平成27年6月) テーマ「活用しよう!サービス等利用計画☆」 サービス等利用計画の理解、意義の共有をねらい グループ分けを経験年数別、テーマの習熟度別にする 第6回(平成27年11月) テーマ「困ったなぁ…を、話してみよう。共有しよう。解決しよう。」 各事業所で抱える課題を同じ立場の職員同士で整理し、共有し、解決策を考えていく グループ分けを事業種別にする 「城南サポネット」の成果・効果 計画相談の周知徹底、課題の共有を行えた グループ分けを工夫したことで意見が出やすかった 事業所主体のネットワーク構築の取り組みが行えた 相談支援事業所とのネットワーク「城南そうだんねっと」 「城南そうだんねっと」の目的・ねらい @城南区部会の区内ネットワーク構築の一環 A城南区内の地域課題や個別課題の共有、相談支援に関する課題の共有 B城南区内の指定特定相談支援事業所のバックアップ C相談支援に関する研修の機会、相談支援の質の向上 第1回(平成27年6月) @計画相談の現状報告 A質疑応答 第2回(平成27年9月) @計画相談の現状報告 A区との連携体制について B情報提供 第3回(平成27年12月) @計画相談の現状報告 A質疑応答 B事例検討 第4回(平成28年3月) @計画相談の現状報告 A質疑応答 B事例検討 「城南そうだんねっと」の成果・効果 相談支援事業所の情報共有ができた 計画相談支援の事務に関する基礎理解ができた 城南区部会の課題・今後の展望 個別課題解決のためのネットワーク構築 地域課題の吸い上げ、協議会への提言、新たな社会資源の創出 ネットワークの継続、広がり 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 早良区部会 1.早良区部会ネットワークのねらい 区内で必要なネットワークの構築に向けて取り組むとともに、既存のネットワークを結び付ける役割を果たし、障がい種別、年齢、分野を問わず機能するネットワークを構築する。 2.平成27年度早良区部会の活動内容及びその成果と今後の課題について (1)早良区内居宅介護事業所ネットワーク(さわ介ネット) 早良区内居宅介護事業所による事例検討会、情報交換会、交流会等を企画・実施し、ネットワークの構築を行った。 計画相談や障がい福祉と介護保険の絡みなど、現場に即した意見交換が行え、連携強化につながった。参加事業所が限られてきており、今後広報等による参加事業所の拡大が課題。 (2)早良区指定特定相談支援事業所ネットワーク 区内相談支援事業所の連携を深めるため、計画相談に関する情報交換や共通理解、次年度の取り組みについて意見交換を行った。 事業所間の連携を深め、計画相談について足並みを揃える機会となった。また困難事例等に関する委託相談事業所へ相談がスムーズに行えるようになった。 全ての事業所が参加できていないため、今後呼びかけを行っていく。次年度は、@移動支援、A就労系サービス、B介護保険、Cその他のテーマを定め実施予定。 3.今後の早良区部会ネットワークが目指すもの(イメージ図) @早良区部会ネットワーク(区部会主体のネットワーク) さわ介ネット(早良区居宅介護事業所が中心) 3〜4ヵ月に1回の実施 事業所間の連携、情報交換、情報共有 事例検討や制度に関する勉強会、研修会の実施 早良区指定特定相談支援事業所ネットワーク 3ヵ月に1回の実施 事業所間の連携(委託・指定特定、各事業所間) 計画相談に関する情報交換、情報共有 テーマを基にした事例検討や制度に関する勉強会、研修会の実施 A早良区内既存のネットワーク(区部会主体でないネットワーク) 凸凹ネットさわら(早良区障がい福祉サービス事業所が中心) 事業所間の連携、情報交換、情報共有 事例検討会や合同の新任職員研修会、その他研修会の実施 合同販売や合同レクリエーションの実施 さわら南よかとこネット(早良区社協・介護事業所が中心) 事業所間の連携、情報交換、情報共有 事例検討会や合同の新任職員研修会、その他研修会の実施 早良区精神保健福祉医療連絡会議(行政、医療関係、事業所が中心) 行政、医療、事業所等の連携、情報交換、情報共有 事例検討会や研修会の実施 B今後の早良区部会が目指すネットワーク 現在、区内には様々なネットワークが個々に活動している。 介護保険や医療など、内容によっては共通して抱えている課題もあり、今後、福祉サービスと介護サービスの併用、医療との連携など共通するテーマをもとに事例検討会などを企画・実施しそれぞれのネットワークを有効に機能する区のネットワークとして結びつける役割を担っていく。 平成27年度 区部会ネットワーク報告書 西区部会 西区障がい者等サポートネットワーク 障がい福祉、行政、地域福祉、相談支援、高齢福祉、教育機関、児童福祉、保健医療連携 西区障がい者等サポートネットワークでは… 「横のつながり・顔の見える関係」を築くことで、関係機関が単独で抱えていることや、困っていることを共有し、みなさまの日々の支援に役立てていくことができればと考えています。 略して、「西サポネット」と呼んでいます 平成27年度は、9月16日(水)に「第3回西区障がい者等サポートネットワーク」を開催しました。 「どーしたら繋がると?〜高齢・児童・障がい福祉の連携を考える〜」をテーマとして、社会福祉協議会の方に来ていただき、事例検討を行いました! 成果・効果 @他職種の方達との意見交換や交流する機会が持てた。 A支援者間の協力体制の大切さを確認できた。 B医療機関や保護課等の参加もあり、関係機関の広がりがあった。 課題 「西サポネット」をより知ってもらう為の方法の検討。 (高齢福祉関係からの参加者が少なかった) 今後の展望 参加者の方が興味のあるテーマを取り上げる。 事例検討を通して地域課題を共有する。