資料2 保健福祉総合計画成果指標について 1.成果指標の位置づけ 計画の成果指標については,全体を一体的に評価していくための上位概念を設定し,関連する様々な指標となるデータ等を紐付け分析していきます。 総論に,10年後のあるべき姿,3つの方向性等から導き出される上位概念を,各論に,上位概念を具体化する成果指標を,各論もしくは事業計画に,成果指標を達成するために必要な分析に使用できる数値を設定し,毎年の進行管理において保健福祉審議会に報告する。 2.進行管理について 成果指標の進行管理については,福岡市保健福祉審議会(総会)において行う。必要に応じて専門分科会に対し報告を行い,より専門的な意見を聞く場を設ける。 報告は,原則年1回実施する。 管理は,総論に記載した上位概念ごとに,関連する成果指標,その他数値等を用いて進捗状況等の報告を行う。委員の意見を受け,必要に応じて事業の再検討等を行う。 3.総論の上位概念 上位概念については,総論に記載した「3つの方向性」から導き出されるものとして,以下の3項目を設定します。 1 健康寿命の延伸(3つの方向性 自立の支援と促進) 厚生労働省が発表する「日常生活に制限のない期間」の推移(現状値 平成22年度 男 70.38%,女 71.93%) 2 地域での暮らしやすさ(3つの方向性 地域生活できる仕組みづくり) 高齢者 地域での支え合いにより,子育て家庭や高齢者が暮らしやすいまちだと感じる市民の割合(現状値 平成26年 37.3%) 障がい者 障がいのある人が暮らしやすいまちだと感じている市民の割合(現状値 平成26年 34.3%) 3 安全・安心のための社会環境整備ができていると感じている市民の割合(3つの方向性 安全,安心のための社会環境整備) 新設のため現状値なし(平成28年度調査)