保健福祉関連施策の再構築について(障害者施策) 1 障害者の社会参加 障害者が,必要な支援を受けながら様々な分野の活動に参加できるよう,障害特性に配慮した支援や移動支援施策を推進 内容 1 発達障害児・者への支援の構築  ライフステージを通した一貫した支援を構築し,発達障害者の引きこもり,行動障害など二次障害の防止と社会参加を促進 2 就労支援の充実  企業と密に連絡を取り合い,信頼性を高めることで,職場実習の受入先を拡大 3 移動支援サービス内容の充実・拡大の検討 ・散歩,目的地での活動中の利用を検討 ・知的障害者の対象範囲を,移動の支援が必要な療育手帳「B」への拡大を検討 4 健康・地域づくりのインセンティブポイント制度の検討  福祉乗車券を高齢者乗車券に統合のうえ,インセンティブポイント制度に移行させる。 5 新福祉乗車券(70歳未満へのICカード導入)の検討      交通機関の選択肢拡大(従来の地下鉄に加え,西鉄電車・バス・JRなど)の検討 2 地域づくり 障害者を支援する地域の社会福祉法人等を中心に,顔の見える支援体制等を整備し,親亡き後の生活や高齢障害者などへ必要な支援が届く地域福祉の基盤づくりに着手 内容 1 24時間対応の地域生活支援拠点  相談対応,緊急時預かり等の拠点を各区に整備 2 障害者の社会的孤立防止支援  ・障害福祉サービスを利用していない障害者の家庭訪問等,見守り体制を検討 ・触法障害者の生活基盤づくりの支援 3 医療的ケアが必要な重度障害者への支援の充実  ・短期入所へのヘルパー同行や自宅への看護師派遣による介護者負担軽減の検討 ・訪問看護事業所等での一時預かりの検討