資料1−1 福岡市保健福祉総合計画の改定等について(諮問) 保政第1号 平成26年4月2日 福岡市保健福祉審議会 委員長 石田 重森 様 福岡市長 島 宗一郎 福岡市における保健・医療・福祉施策につきましては,平成23年12月に改定した「福岡市保健福祉総合計画」等に基づき,総合的かつ計画的に推進しています。 しかしながら,昨年,人口150万人を突破した福岡市におきましても少子高齢化はさらに進行しており,就業人口の割合は減少するとともに,団塊の世代が75歳を迎える平成37年には,約四人に一人が高齢者となることが見込まれています。 今後,高齢者や障がいのある人をはじめ,すべての市民が一人の人間として尊重され,住み慣れた家庭や地域で安心して暮らし続けることができる,健康福祉のまちづくりを実現するためには,こうした社会情勢の変化に的確に対応していくことが,より一層重要となってまいります。 そこで,現在の「保健福祉総合計画」,「福岡市高齢者保健福祉計画」,「福岡市障がい保健福祉計画」を再構築し,より市民生活に即した施策を検討することといたしました。 各分野別の実施計画と総合計画を一体的に策定することにより,保健・医療・福祉に関する保健福祉施策を,これまで以上に充実したものとなるよう総合的に検討し,併せて,今後,本市が目指すべき施策の基本的な方向性を明らかにし,市民と共に健康福祉のまちづくりを推進してまいりたいと考えております。 つきましては, 1「福岡市保健福祉総合計画」(平成28年度から平成32年度まで)の改定について 2「第6期福岡市介護保険事業計画」(平成27年度から平成29年度まで)の策定について 3「第4期福岡市障がい福祉計画」(平成27年度から平成29年度まで)の策定について 以上,総合計画の改定及び二つの実施計画の策定について貴審議会のご意見を伺いたく,諮問いたします。