資料3 福岡市障がい者等地域生活支援協議会区部会における 平成26年度区部会ネットワーク報告書 平成27年3月 福岡市障がい者等地域生活支援協議会区部会 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  東区部会 名称 @東区ネットワーク会議A東区サービス連絡会議B東区心のケア連絡会 設立年度 @平成21年度A平成23年度B平成20年度 開催日程 @【東区ネットワーク会議】第1回:7月5日(火) 第2回:12月11日(木)A【東区サービス連絡会議】第1回:5月22日(木)  第2回:6月10日(火)第3回:8月12日(火)  第4回:9月9日(火)第5回:10月14日(火) 第6回:11月11日(火)第7回:1月13日(火)  第8回:2月10日(火)B【東区心のケア連絡会】第1回:5月23日(金) 第2回:7月25日(金)第3回:9月26日(金) 第4回:1月23日(金) 参加人数 @【東区ネットワーク会議】第1回:113名 第2回:105名A【東区サービス連絡会議】第1回:24名 第2回:15名 第3回:16名 第4回:15名第5回:16名 第6回:17名 第7回:14名 第8回:13名B【東区心のケア連絡会】第1回:42名 第2回:27名 第3回:33名 第4回:17名 参加者 @【東区ネットワーク会議】特定(障がい児)相談支援事業所相談支援専門員、障がい福祉サービス事業所(居宅訪問系)サービス提供責任者・ヘルパー、障がい福祉サービス事業所(施設系)サービス管理責任者・支援員、介護保険ケアマネージャー、特別支援学校教員、 東区福祉・介護保険課・東区健康課、地域活動支援センター支援員、ホームレス支援支援員、訪問看護事業所看護師、東区社会福祉協議会、精神科病院PSW A【東区サービス連絡会議】特定(障がい児)相談支援事業所相談支援専門員、障がい福祉サービス事業所(居宅訪問系)サービス提供責任者・ヘルパー、障がい福祉サービス事業所(施設系)サービス管理責任者・支援員 B【東区心のケア連絡会】特定(障がい児)相談支援事業所相談支援専門員、東福祉事務所、東区健康課、精神科病院PSW、訪問看護事業所看護師、障がい福祉サービス事業所(居宅訪問系)サービス提供責任者・ヘルパー、障がい福祉サービス事業所(施設系)サービス管理責任者・支援員 開催目的(ねらい) @【東区ネットワーク会議】障がい福祉の関係機関相互の連携強化(顔の見える関係づくり)、地域課題の共有 A【東区サービス連絡会議】特定(障がい児)相談支援事業所、障がい福祉サービス事業所相互のサービス等利用計画に関する研鑽と円滑なサービス調整 B【東区心のケア連絡会】精神保健の関係機関相互の連携強化、役割確認、事例検討を通した情報共有と支援技術の研鑽 内容 @【東区ネットワーク会議】計画相談支援、ゲートキーパー、重度・高齢障がい者の地域生活、就労支援、相談支援体制等についてリレートーク、講演、グループワークと交流会 A【東区サービス連絡会議】サービス等利用計画に関する事例検討 B【東区心のケア連絡会】計画相談支援の周知徹底を目的とした講演会、事例検討、地域の医療拠点として取り組んでいるACTに関する講演会等 成果・効果 @【東区ネットワーク会議】指定特定(障がい児)相談支援事業所を増やさなければならないという機運が高まった、顔の見える関係ができサービス調整、サービス提供がスムーズになった、他の事業所の人と意見交換ができ刺激になった等。 A【東区サービス連絡会議】サービス等利用計画の書き方、事務処理等の知識が深まった等。 B【東区心のケア連絡会】顔の見える関係ができサービス調整、サービス提供がスムーズになった、サービス等利用計画の書き方等の知識が深まった等。 課題・改善点 @【東区ネットワーク会議】参加メンバーが固定化してきており、参加者のすそ野拡大を図る必要がある。 A【東区サービス連絡会議】ある程度目的が達成されややマンネリ化した感がある為、次年度は発展的解消をし東区ネットワーク会議で共有されたニーズに基づいたネットワーク構築に取り組む必要がある。 B【東区心のケア連絡会】精神科病院PSWとの連携を強化できる貴重な場だが、今年度は退院促進に向けた相談支援事業所とPSWの役割分担等について十分に協議することができなかった為、次年度は事例検討を通して精神障がい者の退院促進、地域生活について協議を深める必要がある。 今後の展望 @【東区ネットワーク会議】精神保健分野、介護分野、地域福祉分野等も含めた参加者のすそ野拡大。 A【東区サービス連絡会議】分野(相談支援専門員、サービス管理責任者等)別ネットワーク構築と各分野の地域リーダーの育成。 B【東区心のケア連絡会】精神障がい者の退院促進、地域生活についての課題の共有化。 今後の開催予定 @【東区ネットワーク会議】平成27年12月開催予定(テーマ:今後の東区の障がい福祉について(仮題)) A【東区サービス連絡会議】平成27年3月10日開催予定(テーマ:平成27年度の事業計画について(仮題)) B【東区心のケア連絡会】平成27年3月27日開催予定(テーマ:「サービス等利用計画について〜事例を通した導入までの流れ」) 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  博多区部会 名称 博多区障がい者スマートネットワーク 設立年度 平成26年度 開催日程 第1回:平成26年11月6日(木)第2回:平成26年11月27日(木) 参加人数 第1回:47名第2回:47名 参加者 区福祉・介護保険課、区健康課、医師、精神科病院ソーシャルワーカー、障がい福祉サービス事業所 職員、特定(障がい児)相談支援事業所、訪問看護事業所、特別支援学校 開催目的(ねらい) 博多区の障がい者の支援について、各関係者の「顔のみえる関係」を構築して、様々な課題がスマートに解決することができるネットワークを構築する。 内容 (1)博多区健康課 精神保健福祉係と共催で「リワークプログラム」をテーマとしてネットワーク会議を開催した。 内容は@リワークプログラム研修 Aグループワークと名刺交換会 (2)計画相談支援をテーマとしてネットワーク会議を開催した。 内容は@福岡市障がい者等地域生活支援協議会についての説明 A博多区部会と博多区障がい者スマートネットについての説明 A計画相談支援についての行政説明  B計画相談支援の実務ついてパワーポイントによる説明 C計画相談支援についてのグループワーク 成果・効果 ネットワーク会議を開催したことにより、関係諸機関の方々と、「顔の見える関係」「相談しやすい関係」が構築されるきっかけとなり、互いの事業所、他職種への理解が進み、地域で互いに協力できるような連携の地盤をつくることができた。 課題・改善点 継続的に開催を行い、ネットワークの定着と拡大を行うことが課題である。 今後の展望 現在は、保健、医療、福祉等のネットワーク作りを目指しているが、今後はネットワークの幅(他職種、地域住民など)を広げていく。 今後の開催予定 平成27年3月6日テーマ:計画相談支援と個別支援計画の連動について (案) 平成26年度 区部会ネットワーク報告書 中央区部会 名称 福岡市中央区障がい福祉ネットワーク 「ちゅうちゅうネット」  設立年度 平成25年度 開催日程 第1回:平成26年6月26日(木)第2回:平成26年12月12日(金)第3回:平成27年1月27日(火) 参加人数 第1回:86名第2回:75名第3回:84名 参加者 (1)福祉サービス事業所:生活介護事業所・就労系事業所・居宅介護事業所・グループホーム・放課後等デイサービス事業所・放課後支援事業所等…生活支援員・就労支援員・サービス管理責任者・サービス提供責任者・管理者 (2) 精神科クリニック…精神科医・PSW・看護師(3) 区の社会福祉協議会…地域支援員(4) 行政 福祉・介護保険課・健康課・保護課…ケースワーカー・保健師 (5) 特別支援学校…教員(6) 委託・指定特定(障がい児)相談支援事業所…相談支援専門員 開催目的(ねらい) (1) 中央区に住む障がいのある人が生活していくにあたって、様々な支援機関が連携して顔の見える関係を築くことで 「安心」の輪を広げていくため(2) それぞれの支援機関が抱えている地域課題の解決につなげていくため (3) 障がいのある人を支援する上での新たな社会資源を発掘していくため(4) 様々な支援機関が手と手を結ぶことによって、あたたかい街づくりを目指していくため (5)27年度からの計画相談支援についての周知(特定(障がい児)相談支援事業所の不足→立ち上げの依頼)(6) 事例検討を通して、支援者のスキルアップ・人材育成を目指し、地域生活支援について学ぶ。 内容 (1)事例検討会@テーマ「精神障がいのある方が地域で安心して暮らすために必要な支援とは?〜事例検討を通して学ぶ地域生活支援〜」事例(躁うつ病、統合失調症で就職を目指しているものの精神不安定になり通所ができなくなっている方のケース)を検討。 Aテーマ「みんなでお悩み解決!明日からできることを考えよう!〜事例検討を通して学ぶ地域生活支援〜」事例(家族全員に障がいがあり全体的な支援のコーディネートが必要なケース)を検討。こども支援、就労支援、居宅生活支援、相談支援というそれぞれの専門分野に分かれて意見交換。 (2)計画相談支援についての研修テーマ「完全実施まであと3か月!もうやるっきゃない!計画相談支援!」@行政説明:計画相談支援についてAサービス利用までの流れについて(区部会委員によるロールプレイ)Bグループワーク:計画相談支援に関する質問や課題、工夫点について意見交換 (3)事業所PRタイム1回の研修会ごとに3か所の事業所にパンフレットなどを用いて、事業所の特徴、強味などを3分程度でPRしていただいた。現在で9か所の事業所がPRを行った。(4)事業所情報収集シートの更新中央区の事業所情報をまとめたものを事業所に配布。年に1回更新。(平成26年6月) (5)懇親会・忘年会「30秒PR」ということで自己紹介タイムを設けて、交流を深めた。 成果・効果 (1)毎回、80名前後の方に参加いただくことができ、「顔の見える関係」を求めている支援者がとても多いということを実感できた。事業所へのアンケート調査をした上での研修企画だったため、事業所が必要としている研修会を実施することができ、参加側と企画側で同じ思いを共有できたことがよかった。 (2)現場での事例を多職種で問題提示、解決へと皆でディスカッションできる場ができたことで参加者のニーズを満たすことができた。(3)事例検討では、子ども、相談、就労、居宅などと専門分野に分けて意見交換をしたことで、多方面からの活発な意見が出ていてよかった。 (4)事例検討にて事例提供者に事例発表をするにあたってのアセスメントの重要性や引き出す力,(何を)読み解く重要性を感じてもらうことができた。(5)事業所PRでは、事業所のそれぞれの特徴や得意分野をPRする貴重な機会を作ることができた。 (6)計画相談支援の研修会では、計画相談支援についての基本的な概要や流れについて伝えることで理解を促すことができた。 課題・改善点 (1)計画相談支援の周知・連携について 前回の研修会で基本的なことを周知することはできたものの、質問に対して回答する時間をきちんととることができず、回答をえられないままの参加者もいたため、計画相談支援に関する研修会やネットワーク会議は定期的にしていく必要性がある。 特に中央区は就労系の事業所が多く計画相談支援との関わりが少ない事業所が多いため、必要性を伝えていく必要がある。 (2)時間配分について 毎回時間が不足し、アンケートで「グループワークの時間が少なかった。」などの意見をもらうことが多かったため、時間配分を改め時間にゆとりを持たせる必要がある。 (3)事務局の業務負担軽減 今後も研修会を実施していきたいが、計画相談支援で多忙な中、研修企画や準備などが負担になっている。 今後の展望 今後も定期的にちゅうちゅうネット研修会を開催し、「顔の見える関係作り」に力を入れていく。特に、計画相談支援が本格的に始まる中で、サービス事業所、相談支援事業所、行政が連携を深め、計画相談支援の必要性を伝えていき、有意義なものにしていけるようなネットワーク作りをしていきたい。 事例検討会では、さらに多くの事業所から事例提供をしていただけるようにしていく。また、シンポジウム形式の研修会や成功事例の報告会などの企画も考える。 今後の開催予定 平成27年夏頃を予定。具体的な日程はまだ未定。 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  南区部会 名称 南区ネットワーク会議 設立年度 平成24年度 開催日程 第1回:平成26年10月6日(月) 参加人数 第1回:72名 参加者 障がい福祉サービス事業所【居宅介護、生活介護、就労継続支援A型・B型、就労移行支援、グループホーム、放課後等デイサービス等】(管理者、サービス管理責任者、サービス提供責任者、支援員、指導員)訪問看護ステーション(看護師)、特定(障がい児)相談支援事業所(相談支援専門員)、医療機関(精神科病院PSW),区福祉・介護保険課,健康課(保健師等) その他 開催目的(ねらい) 「顔の見える、気楽に話せる、つながり続けるネットワーク」をキーワードに区内におけるネットワークの構築を図る 内容 第1回南区ネットワーク会議『教えて計画相談支援 〜計画相談支援で強力(協力)体制をつくろう〜』@行政説明「福岡市の計画相談支援概略と計画相談支援の現状について」Aロールプレイ〜計画相談支援の流れ〜 事務局スタッフが利用者、相談支援事業所、ヘルパー事業所などの役を演じ、障がい福祉サービス更新申請からサービス担当者会議・モニタリングまでの一連の流れを寸劇の形式で途中に解説も挿みながら紹介した。 Bグループワーク1 自己紹介2 計画相談支援が始まって、利用者様からの声は?3 サービス担当者会議に出席された方は、出席された時の感想。または改善してほしい点。4 ロールプレイを見て流れで分からなかった事 C質疑応答 成果・効果 多くの事業者があり、多角的な視点から様々な話が聞けることが出来、事業所間とのコミュニケーションが取りやすくなった。 課題・改善点 多くの事業所に参加してもらえる、興味をもってもらえるテーマの企画が課題である。グループワークの時間が足りなかった言う意見が多かったので、グループワークや質疑応答の時間配分などを工夫する必要がある。 今後の展望 第1回目のネットワーク会議を開催して、多くの事業所が参加し区内のネットワーク構築のきっかけとなった。今後これを定着させ、さらに発展させていく。 今後の開催予定 平成27年6月頃テーマ:未定 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  城南区部会 名称 城南サポネット 設立年度 平成25年度 開催日程 第1回:6月20日(金)18:00〜20:00第2回:11月7日(金)18:00〜20:00 参加人数 第1回:59名  第2回:43名 参加者 城南区内の障がい福祉サービス事業所(居宅介護、生活介護、就労継続支援B型等) 〈管理者、サービス提供責任者、サービス管理責任者、支援員、ヘルパー〉,特定(障がい児)相談支援事業所〈相談支援専門員〉,地域活動支援センターT型〈管理者、相談支援員〉 医療機関(精神科病院)〈医師、看護師、心理士、精神保健福祉士、作業療法士〉,訪問看護ステーション〈看護師、精神保健福祉士〉,区福祉・介護保険課,区健康課(保健師等) 保護課〈ケースワーカー、精神保健福祉士〉,特別支援学校〈教諭(進路、支援)〉 開催目的(ねらい) ネットワークの力によって、個別の課題や地域の課題が緩和されたり、解決したりすることを期待する。 ネットワークの中から出てくる地域の課題等に関して、区部会を通して課題を整理し、共有していく。 区内の障がい福祉サービス事業所等を中心に、顔の見える関係をつくり、ネットワーク構築を図っていく。 内容 「城南サポネット」(第1回 通算第3回) ・福岡市の計画相談支援制度について(行政説明、質疑応答) ・グループワーク:計画相談支援への期待や疑問について          (グループ発表、相談支援機能強化専門員よりまとめ) 「こころのケア共感部会(城南区地域精神保健医療福祉交流会)」&「城南サポネット」共催(第2回 通算第4回) ・医療と福祉が連携した事例の紹介 ・グループワーク:連携について(グループ発表、事務局よりまとめ)平成25年度に開催してからの通算回数。 成果・効果 ・計画相談支援の情報や課題を関係者同士で共有することができた。計画相談支援に取り組む意識付けをすることができた。 ・計画相談支援についての理解が深まったことで、事業所が利用者から相談を受けた際に説明がしやすくなり、行政や相談機関等にスムーズに繋げることができるようになった。・医療機関から連携をする上での課題や考えを直接聞くことができたとともに、顔の見える関係ができ、連携がとりやすくなった。 ・様々な事業所、業種の方と直接話ができ、各事業所の取り組みや率直な意見を聞くことができた。物事を多角的に考えることができた。・各事業者で困っている点を共有できたとともに、困っている点が共通していたことで安心感が生まれた。今後、躊躇せずに積極的にアプローチしていきたいという意見も挙がっていた。 ・名刺交換の呼びかけを行うことで、顔の見える関係ができるとともに、実務における連携のしやすさにつなげることができた。・城南区のネットワークに興味、関心を持ち、他区から参加される事業所もあった。 課題・改善点 ・開催場所の再検討(参加人数による会場の検討)・時間の再検討(参加しやすい時間が事業所によって異なる) ・「城南サポネット」と「こころのケア共感部会」との棲み分け・事業所主体のネットワークづくり(実行委員会の開催) ・ネットワークの拡大(今後声掛けをしていく事業所等の検討) 今後の展望 事業所より数名の方に実行委員として動いてもらい、事業所主体のネットワークづくりを行っていく。障がい児支援事業所への声かけを行っていく。相談支援事業所のネットワークづくりを行っていく。 今後の開催予定 平成27年6月、11月頃予定(年2回) 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  早良区部会 名称 早良区居宅介護事業所ネットワーク会(仮称) 設立年度 平成26年度 開催日程 第1回:平成26年8月20日(水)第2回:平成26年11月20日(木)第3回:平成26年2月19日(木) 参加人数 第1回:25名第2回:23名第3回:24名 参加者 居宅介護事業所管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、特定(障がい児)相談支援事業所職員、特別支援学校職員、療育センター職員、保健福祉センター職員、相談支援機能強化専門員等 開催目的(ねらい) 早良区全体の障がい福祉ネットワーク構築を考えた時に、居宅介護事業所だけが早良区にネットワークが未だない。その為、居宅介護事業所のネットワーク会を立ち上げ、各事業所が顔の見える関係になることで地域で障がいのある人を支える基盤の構築していくために連携していく。 内容 1回目は、ネットワーク立ち上げの経緯、目的を説明した後、利用者の障がい特性に合わせた自立に向けての支援方法や関わり方、実際の居宅介護を行う中での困りごと等についてグループワークを行った。また、今後のネットワークについての希望や意見等を自由に出し合った。 2回目は、1回目で出た困りごと等で多かった内容を基に、実際の事例を基に事例検討会を行った。3回目は、計画相談支援についての説明会を行った後、グループワークを行い、計画相談支援が導入されて良かったこと、不安なこと、期待することに分けて発表を行い、行政から答えた方が望ましいことは次回行政も交えて行うというアナウンスを行い、次回に繋げた。 成果・効果 居宅介護事業者と特定(障がい児)相談支援事業所が顔の見える関係になり、連携が取りやすくなった。それぞれの事業所の良い取り組みを学び合え、通常業務では気付けない視点に気づけた。またそれぞれの事業所が抱えている課題が明確化された。今後の活動については、居宅介護事業所の中で4事業所で準備委員を募り、今後のネットワークを自主的に運営していける体制を築いた。 課題・改善点 早良区内の居宅介護事業所の参加率が高くないため、開催後の報告書を分かりやすくまとめ、次回興味を持って参加できるような案内等を工夫していくようにしている。テーマや内容についても、準備委員が中心となり、計画相談支援等、興味がもてる内容を検討し、参加率を高め、長く継続していける有意義なネットワークとしていくことが課題である。 今後の展望 居宅介護事業所に参加を呼びかけ、出来るだけ多くの事業所に参加してもらう。早良区内で活動している障がい福祉(凸凹ネットさわら)や高齢者福祉(さわら南よかとこネット)のネットワーク、早良保健所勉強会等の既存のネットワークを結びつけ、情報交換や全体で共通したテーマを基に事例検討を行うなど、区内のネットワーク活動をより発展的に繋いでいく。 今後の開催予定 平成27年6月 テーマ:未定 平成27年度中 テーマ:区内の全ネットワークを結び付ける全体の会を執り行う。 平成26年度 区部会ネットワーク報告書  西区部会 名称 西区障がい者等サポートネットワーク(西サポネット) 設立年度 平成25年度 開催日程 第1回:平成26年8月6日(水) 参加人数 第1回:60名 参加者 ・障がい福祉サービス事業所(管理者、サービス管理責任者、支援員)・特定(障がい児)相談支援事業所(相談支援専門員、相談員) ・居宅介護事業所(管理者、サービス提供責任者、ヘルパー)・居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)・放課後等デイサービス事業所(児童発達支援管理者) ・特別支援学校(特別支援教育コーディネーター、スクールソーシャルワーカー)・区役所福祉・介護保険課,健康課,保護課(保健師,ケースワーカー等) 開催目的(ねらい) ・横のつながり・顔の見える関係をつくる ・計画相談支援の基本的な流れを、関係事業所に知ってもらう 内容 テーマ『どーなっとーと?計画相談支援』(1)名刺交換会 (2)計画相談支援の理解 行政説明,ロール・プレイ(勧奨案内の発送からサービス担当者会議まで) (3)グループ・ディスカッション(事業所間の連携の必要性を感じてもらう)計画相談支援の導入に向けて、事業所内で取り組んでいることや、今後準備できることは何か。    ロール・プレイを見ての質問。利用者の関係機関を知り、関係機関の結びつきを知ること。 成果・効果 参加者アンケートより 計画相談支援の流れが実感できて良かった。指定特定(障がい児)相談支援事業所の申請について検討する事業所が出てきた。 他事業所の人と意見交換ができ、ネットワークの必要性をあらためて感じた。今後も継続的に開催してもらいたいとの希望が多かった。参加者の多くが、ネットワーク開催のねらいを感じ取ってくれていたのではないか。 課題・改善点 参加者に継続的に参加したいと思ってもらうために必要な、研修のテーマや開催方法等の工夫が課題である。 今後の展望 対象者を絞った内容(事例検討等)や、対象者の裾野を広げるような内容(講演会等)の開催を検討することで、参加者が準備段階から一緒に参加することができるように取り組む。 今後の開催予定 平成27年9月頃テーマ:検討中