このページは、中央区の区民ボランティア「ちゅうおうPRサポーター(平成24年3月末をもって事業終了)」が取材を行い作成した記事をもとに掲載しています。
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皆さんが利用する市営地下鉄には、各駅にシンボルマークがあることをご存じでしょうか。地下鉄七隈線のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー(故)西島伊三雄氏がデザインし、その後、同氏の長男であり同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸氏が完成させました。マークは各駅周辺の景勝や地名の由来などをモチーフにしており、自然や動物などが描かれた温かみのあるものとなっています。
今回は地下鉄七隈線の内、中央区内に設置されている6つの駅のシンボルマークをご紹介します。
「天神様の細道じゃ~」と歌いながら「通りゃんせ」をして遊ぶ子どもをデザインしました。
渡辺通の由来であるこの通りに路面電車を通した事業の中心人物の功績に基づき、チンチン電車をモチーフにデザインしました。
この地に薬草園と施薬院が設けられていたことが地名の由来といわれていることから、薬を作る際に使用する乳鉢と乳棒を組み合わせ、デザインしました。
この駅から浄水通りを上がった先に「福岡市動植物園」があることから、ゾウと花をモチーフにデザインしました。
桜坂という地名と、南公園や周辺に多く咲く桜をモチーフに、桜の花が咲き誇り、風に舞う様子をデザインしました。
この地域は古くから交通の拠点として賑わっていたとされており、人々は自由に枝葉を伸ばす松の木を目印に、目的地へ往来していたと思われます。この松の木を、地名にちなんで6本の枝葉を用いてデザインしました。
地下鉄七隈線の全16駅には、各駅のシンボルマークの制作意図・由来について、市民に広く知ってもらおうと、解説陶板が設置されています。毎日多くの人が利用し行き交う地下鉄。各駅のシンボルマークにも目を留めてみてはいかがでしょうか。
交通局のホームページは下記URLをクリックしてください。
http://subway.city.fukuoka.lg.jp/