現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の魅力・観光の中の中央区みどころ情報発信館から病理学者・田原淳の住居跡碑
更新日: 2018年8月14日

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【病理学者・田原淳の住居跡碑】


刺激伝導系を解明した田原淳


田原淳住居跡碑の画像

天神に立つ住居跡碑


 天神の警固公園から西通り方面へ抜けたところに、大分県出身の病理学者・田原淳(すなお)先生の住居跡碑が建っています。

 田原先生は明治36年、30歳の時にドイツへ留学。心臓の筋肉を何千枚もの薄片にし、顕微鏡や肉眼で観察を行いました。そして同39年に、心房と心室をつなぐ、特殊な筋肉成分から成る結節(心筋線維)を発見。この結節こそが、心臓の拍動を指令する電気信号を伝える「刺激伝導系」であることを明らかにしました。この業績は、心電図法の確立やペースメーカー開発の基礎となる偉業だといわれています。また、発見された結節は、田原先生の功績を称えて「田原結節」と呼ばれています。

 帰国後は京都帝国大学福岡医科大学(現・九州大学医学部)の助教授となり、翌年には35歳の若さで教授に就任。退官後も名誉教授として活躍されました。