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更新日: 2016年10月1日

【三十六歌仙の絵馬】

警固神社所蔵の貴重な資料

三十六歌仙の絵馬の画像

三十六歌仙の絵馬

 警固神社には三十六歌仙の肖像に各人の歌を添えた絵馬が所蔵されています。和歌の筆者は、旧来のしきたりにしばられないで思ったままを歌に詠もうと新鮮な主張をした歌人の大隈言道(1798年~1868年)です。

 また、これらの絵馬の絵は福岡藩の御用絵師尾形洞霄(1791年~1863年)か、尾形家の門人が描いた可能性が高いとされています。はっきりとはしていませんが、これらの絵馬の絵は、その筆致から狩野派の流れをくむ絵師が描いたと考えられています。

 これらの絵馬は、福岡の町人たちが福岡にかかわる絵師、並びに大隈言道に依頼して氏神である警固神社に奉納されたものです。裏面の墨書から嘉永6年(1853年)に本町、大工町、魚町の町人が奉納したものであることが分かります。絵馬の大きさは、縦54.2センチメートル、横39.2センチメートル、枠幅4.8センチメートルで、楠の材に描かれています。


※この絵馬は市の有形民族文化財となっており、普段は一般公開されておりません。警固神社(Tel:092-771-8551)へ団体で事前予約を行うことで鑑賞可能です。