現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の魅力・観光の中の中央区みどころ情報発信館から「筑紫の館」万葉歌碑
更新日: 2019年5月8日

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【「筑紫の館」万葉歌碑】


遣新羅使が詠んだ望郷の歌



福岡城跡内にある歌碑の写真

福岡城跡内にある歌碑



福岡城跡内、鴻臚館(こうろかん)跡北西に万葉歌碑が立っています。


 今よりは 秋づきぬらし あしひきの
 山松かげに ひぐらし鳴きぬ


(今はもう秋になってしまったらしい。山の松陰でヒグラシが鳴き始めた。)


この歌は8世紀に、これから朝鮮の新羅に渡ろうとする者が詠んだ歌。万葉集の「筑紫館(つくしのむろつみ)に至り、遙かに本郷(もとつくに)を望み、悽愴(いた)みて作る歌」の一首です。

「都を出てからすでに長い時間が経ってしまった。予定では秋に都へ帰るはずだったのに、まだ筑紫にいる。いつ故郷に帰れるだろうか」。

望郷の念、妻子恋しき念がよく表されています。一行の中で病人が続出したため、この地にあった筑紫館(後の鴻臚館)に長期滞在したようです。

この詠み人は、無事に故郷に帰り着くことができたのでしょうか。