このページは、中央区の区民ボランティア「ちゅうおうPRサポーター(平成24年3月末をもって事業終了)」が取材を行い作成した記事をもとに掲載しています。
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妻を恋い慕う歌
西公園西展望台にある歌碑
西公園の西側展望台に万葉歌碑が立っています。
神さぶる 荒津の崎に 寄する波
間無くや妹に 恋ひ渡りなむ
(神々しい荒津の崎に寄せる波のように、いつも妻を恋慕うのだろうか。)
遣新羅使の土師稲足(はにしのいなたり)が妻を想って詠んだ歌です。
西公園はかつて荒津山と呼ばれ、博多湾に突き出ていました。荒津の崎は、この碑がある西公園の岬だというのが通説になっています。