現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の魅力・観光の中の中央区みどころ情報発信館からアクロス福岡周辺の彫刻
更新日: 2018年8月15日

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【アクロス福岡周辺の彫刻】

アクロス福岡周辺で彫刻めぐり

スターゲートの画像

スターゲート

 アクロス福岡の正面出入り口前に、赤い近代的な彫刻があります。これは、彫刻家・菊竹清文(きよゆき)氏の「スターゲート」という作品。上部に大きな「星(スター)」を型取り、「門(ゲート)」を連想させる3本の足で支えられています。アクロス福岡からアジアへ、世界へ、宇宙へ、そして未来へとコミュニケーションが大きく開かれ、広がって行くことを願って制作された「情報彫刻」です。「情報彫刻」と言われるのは、「星」の中心にある2つの円形の物体が、アクロス福岡の建物内の人の動きをセンサーで感知して動くからです。
 菊竹氏は久留米市生まれで、平成10年に行われた長野冬季オリンピックの聖火台を制作したことでも知られています。



桂の影の画像

桂の影


 アクロス福岡の向かいにある綾杉ビル横の植え込みには「桂の影」という彫刻があります。これは、福岡市生まれで近代彫刻の巨匠・山崎朝雲(ちょううん)氏の作品です。朝雲は高村光雲(こううん)に師事し、後年には文化功労者にも選ばれました。「桂の影」は明治40年の作品です。「桂」は中国で想像上の月の樹木で、転じて月のこと。「影」はもともと光の意味。よって「桂の影」とは「月の光」のこと。兎を抱いた童子は卯月(4月)を待ち焦がれる春の月の象徴です。
 50センチ程度の小さな彫刻で、細かい部分まで精巧に作られています。さすが巨匠の像、存在感のある作品です。



昇る・生まれる・歩くの画像

昇る・生まれる・歩く


 少し足を延ばして、赤煉瓦文化館の向かいにある西中洲公園には「昇る・生まれる・歩く」という10体の群像があります。これは、山崎朝雲氏の弟子で冨永朝堂(ちょうどう)氏の作品です。昭和47年、福岡市の戦災復興土地区画整理事業の完成を記念して建てられました。「戦災で死に、復興で生まれ、発展へ歩き出す」という意味が込められた、希望と力に満ちあふれる作品です。10体の手や頭の形がそれぞれ異なり、向かって左の4体(「昇る」)は背伸びをし、中央の3体(「生まれる」)は片手を挙げ、右の3体(「歩く」)は片足を前に出しています。