中央区「緑のカーテン」
☆緑のカーテンとは?☆
窓の外に張ったネット等にアサガオやゴーヤなどのつる性植物を茂らせて作る,葉っぱの日よけです。
葉からの水分の蒸散効果で涼しく感じたり,日差しを遮ることにより冷房効果を高めて省エネにつながります。
また,見た目も涼しく,自然の癒しを感じることもできます。
中央区では,公民館の各所で緑のカーテンを実施しています。
みなさんも,ご家庭や事業所で「緑のカーテン」を育てて,エコで快適な生活をしてみませんか?
☆平成30年度 中央区「緑のカーテン」実施の様子☆(平成30年7月下旬撮影)
春吉公民館

警固公民館

大名公民館

舞鶴公民館

当仁公民館

南当仁公民館

高宮公民館

平尾公民館

草ヶ江公民館

小笹公民館

笹丘公民館

☆緑のカーテンに使用した土の再利用方法☆
ごみとして捨てるのではなく,ぜひ次の緑のカーテンに再利用してみましょう。
1.再利用方法
- (1) 枯れた株を,根っこまで全て引き抜きます。
- (2) プランターの土を新聞紙やシートの上に広げ,残った根っこを取り除きます。(ふるいを使うと効率的です。)
根っこの周りの土は優しくもみ落としてください。
力を入れすぎると根っこがバラバラになって取り除きにくくなります。
底石はそのままで再利用できるので,土とは別にとっておきましょう。 - (3) 根っこを取り除いた土は,日光消毒もしくは熱消毒します。
・日光消毒:新聞紙やビニール袋の上に広げて天日干しする(太陽の下で約1週間以上)。
・熱消毒:黒いビニール袋に入れた状態で日光に当てて蒸らす(太陽の下で約10日間以上)。
切り返しを行うことで全体にむらなく消毒できます。 - (4) 消毒が終わったら,次に使う時まで袋に入れて保存してください。
2.新しく植物を植えるとき
- (1) 土を袋から出して日光消毒します。プランターに土を入れて熱湯をかけるのも効果的です。
- (2) 消毒した土に土壌改良材(堆肥や腐葉土など)を3割ほど混ぜ込みます。
- (3) 雨水や潅水により,土からアルカリ成分が溶脱して土が酸性に傾いている場合があります。
必要に応じて有機石灰や苦土石灰等を混ぜ込み,生育に最適なpHに中和することもポイントです。 - (4) 特に土の改良が必要な場合には,土壌改良剤を混ぜ込んだ土7に対して,新しい土を3混ぜ込んでください。
特定の栄養素が欠乏することで,実付きが悪くなったりする連作障害が出る場合があります。気になる場合は,土を入れ替えて新しい土で始めましょう。
※土の再利用方法はあくまで一例です。
詳細についてお知りになりたい際は,園芸に関する書籍やメーカーのホームページ等をお調べください。
< 参考情報 > 緑のカーテンの始め方や育て方
緑のカーテンの肥料にも使える「生ごみ堆肥」の情報はこちら