平成26年2月2日(日曜日),当仁公民館にて「区長もかたろう会」を開催しました。
区長もかたろう会とは、区長が区民とひざを交え活動に参加し、区行政や地域課題について意見を交換し、話し合いを通して、その内容を今後の区政への参考とすることを目的とする広聴事業です。
今回は,当仁校区の老人クラブ「仁寿会」の皆さんと一緒に、定例の清掃活動を行い、その後、意見交換を行いました。
「生きがいづくりと地域貢献」~楽しく活動!そして地域のつながりを大切に~というテーマでみなさんで意見交換しました。
仁寿会の活動が始まったのは昭和35年11月8日。「健康・友愛・奉仕」を合言葉に当仁校区いこいの家を拠点として、さまざまな活動を行っています。現在の会員数は約350人。60歳以上の校区在住の方を対象に随時募集を行っています。
活動内容は,毎月2回の地域清掃活動の他,「楽しまなければ老人クラブではない」という方針のもと,会員同士の交流を目的としたダーツやグラウンドゴルフなどを定期的に実施しています。
また,当仁小学校との交流も盛んで,竹馬や竹とんぼ,お手玉などを使った昔遊びを子どもたちに伝える活動もしています。その他にも,校区の夏祭りや三世代交流餅つき大会など,地域のさまざまな催しに参画し,高齢者の生きがいづくりや,地域のつながりづくりに尽力しています。
※当仁校区老人クラブ「仁寿会」のホームページはこちらをクリック!
仁寿会の旗
毎月定期的に清掃活動を行っています。今日は明治通り沿いをみんなで清掃。
30人以上の会員のみなさんが集まりました。区長も一緒に参加します。
雨上がりの清掃だったので,ゴミが取りにくい状態でしたが,皆さんお話ししながら自分たちの住む町をきれいにしています。
毎週拾っているけれど,ゴミはなかなかなくならないね。
清掃しながら会話も弾みます。
大和区長に写真を見せながら,仁寿会の活動を説明するメンバーのみなさん。
自分たちのまちを自分たちで楽しくしていきたいという思いが伝わってきました。
活動事例として,まちの公園に花壇を作りました。水やりなど管理は大変ですが、
子どもからお年寄りまでみんなが利用する公園をきれい出来てうれしいそうです。
仁寿会では,当仁小学校の子どもたちとの交流を行っています。子どもたちに昔遊びや
かまど炊きの仕方などを教えています。その様子が小学校の社会科の教科書で紹介されました。
みなさん始終和やかな雰囲気で、懇談会の時間はあっという間に終了しました。
区長も実際に明治通り沿いの清掃活動を行いました。みなさんが「集い」そして「楽しむ」ことが「健康」でいきいきと過ごしていける秘訣になっていること。そして、いつも「コミュニケーション」を取り合い、地域で「支え合う」ことに老人クラブは大きな役割を果たしていることを改めて感じたかたろう会となりました。