現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の中央区の取り組みから「福岡ヒストリー甲冑づくり講座」区長もかたろう会を開催しました
更新日: 2015年12月25日

「区長もかたろう会」を開催しました
「福岡ヒストリー甲冑(かっちゅう)づくり講座」に参加



甲冑づくり講座の様子の画像1 甲冑づくり講座の様子の画像2 甲冑づくり講座の様子の画像3

 平成27年11月13日(金曜日)、区が主催する「福岡ヒストリー甲冑(かっちゅう)づくり講座」に池見中央区長が参加し、講座の参加者と「区長もかたろう会」を開催しました。

 「区長もかたろう会」とは、区長が区民とひざを交え活動に参加し、区行政や地域課題について意見を交換し、話し合いを通してその内容を今後の区政への参考とすることを目的とする広聴事業です。


「福岡ヒストリー甲冑(かっちゅう)づくり講座」とは・・・

 中央区がかつて城を擁していたという意識や福岡城跡への愛着を育むことを目的に区が企画した講座です。 
 「自作甲冑クラブしげ部」の高瀬ひとみさんを講師に迎え、平成27年7月から12月までプラスチック製の甲冑の制作に取り組みました。


福岡ヒストリー甲冑づくり講座メンバーの画像


【甲冑づくり講座】


甲冑づくり講座の様子の画像4

 7月に講座が始まりました。 
 「日本の匠の技に触れてみたい」「夫が戦国時代が好きなので作ってあげたい」「コスプレが好きで衣装を自作したり色々な活動をしている。」などさまざまな思いを持った人々が集まりました。

 講師の高瀬さんが準備した材料のプラスチック製の板と型紙を前にして、参加者は「これが本当に甲冑になるの?」と驚いていました。



甲冑づくり講座の様子の画像5

 甲冑づくりは型紙に合わせて部品を切り取り、工具で穴を開けたり、ひもを通したりと、地道な作業の繰り返しです。



甲冑づくり講座の様子の画像6  甲冑づくり講座の様子の画像7

 作業にも慣れて「胴」や「籠手(こて)」などの各部位が出来上がってくると、参加者の皆さんもだんだんと喜びが増しているようでした。
 講師の高瀬さんも含め、参加者同士も自然と打ち解けて、楽しく会話しながら作業を進めていきました。



甲冑づくり講座の様子の画像8

 11月中旬、あと1回の講座を残し、甲冑一揃いがほぼ完成しました。
 この日は区長も作業に参加し、参加者からアドバイスをもらいながら甲冑づくりに取り組みました。



【意見交換会】


意見交換会の様子の画像1

 講座終了後の意見交換会では、参加者は「戦国時代にタイムスリップして、工房の職人になったようで、とても楽しい」「ものづくりの楽しさに目覚めて趣味が広がりました」と講座を通して感じたことや得たものについて話しました。
 講師の高瀬さんは「歴史を知ることで、日頃気にも留めない物の成り立ちに思いを巡らせるようになります。ものを見る目が変わってきて、人生がもっと楽しくなりますよ。」と嬉しそうに語りました。



意見交換会の様子の画像2

 区の広報をどう思うかとの質問には、「地元の歴史に興味を持ったり、ものづくりに興味を持つ人の裾野を広げることになるので事業自体がとても良い広報になる」「自治体は面白い取組をしても一回で終わってしまうので、継続して欲しい」などの意見が出ました。
 池見中央区長は「今後の本事業の進め方や区の広報についてのヒントをいただいたので、検討していきたい」と話しました。