現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の中央区の取り組みから「ATTACK THE FUKUOKA CASTLE(福岡城を攻めよ)」区長もかたろう会を開催しました
更新日: 2015年10月8日

「区長もかたろう会」を開催しました
「ATTACK THE FUKUOKA CASTLE(福岡城を攻めよ)」を見学

「福岡城を攻めよ」の様子の画像1 「福岡城を攻めよ」の様子の画像2 「福岡城を攻めよ」の様子の画像3

 平成27年8月9日(日曜日)、舞鶴公園で行われた「ATTACK THE FUKUOKA CASTLE(福岡城を攻めよ)」を池見中央区長が見学し、主催・共催団体やイベント参加者と「区長もかたろう会」を開催しました。

 「区長もかたろう会」とは、区長が区民とひざを交え活動に参加し、区行政や地域課題について意見を交換し、話し合いを通してその内容を今後の区政への参考とすることを目的とする広聴事業です。

 今回は、「ATTACK THE FUKUOKA CASTLE(福岡城を攻めよ)」を主催した「福岡城・鴻臚館を活かした観光都市戦略事業実行委員会」の構成団体の一つであるNPO法人福岡城市民の会を中心にイベント参加者も交えて意見交換を行いました。


NPO法人福岡城市民の会とは・・・

 市民の目線で鴻臚館・福岡城の復元・整備の促進と、文化遺産と触れ合うイベントの開催や、市民啓蒙の研究会、歴史観光市民大学等に取り組み、この文化遺産を活かした町づくりや福岡の文化観光都市としての飛躍、さらに市民の郷土意識向上、次世代への継承につなげていく。


【主な活動】

  • ガイドの解説を聞きながら福岡城・鴻臚館を巡るツアー
  • 福岡の歴史・文化観光を学ぶことができる「福岡歴史観光市民大学」

道の写真

【ATTACK THE FUKUOKA CASTLE(福岡城を攻めよ)】


「福岡城を攻めよ」の様子の画像4

当日は30℃を超える猛暑の日でしたが、イベントには大勢の参加者が集まりました。
外国人や、英語に興味がある日本人合わせて83人が参加しました。



「福岡城を攻めよ」の様子の画像5

3人一組で、敷地内のいたる所に掲示された謎や課題を探します。
ゲーム中の指示はすべて英語で行われ、福岡城や黒田官兵衛に関する謎や、
忍者が暗号に使っていたとされる五色米を探し出すなど課題はさまざまです。



「福岡城を攻めよ」の様子の画像6

 課題をクリアし,城の攻略に必要な道具(カード)を集めて
100分の制限時間内に最終地点の天守台を目指します。



「福岡城を攻めよ」の様子の画像7

 すべての課題をクリアし天守閣までたどり着いたチームは残念ながら出ませんでしたが、出身地も母語も異なる参加者は、初対面の人ともコミュニケーションを取り、協力し合いながら臨んでいました。
 ゲームに協力して取り組む中で友達になって連絡先を交換するチームもあったようです。



【意見交換会】


懇談会の様子の画像1

 活動終了後の懇談会では、ゲームの参加者が感想や参加動機などを話してくれました。「ゲームをしながら文化や歴史を学ぶ機会になると考えたので、ぜひ参加したかった。日本人と同じチームになったことで日本語の練習にもなって、ゲーム自体も楽しかった。」「福岡城の大きな特徴は、天守閣が現在残されていないこと。建てた当時の石が残っていて、そういう意味では、本当の歴史を感じることができる。」などの意見が出ました。



懇談会の様子の画像2


 また福岡城市民の会の皆さんからは、
「クリアした人は出なかったが、イベントそのものは大成功だった。福岡城は難攻不落の城、日本の典型的なお城なので、よく勉強することで日本の城を深く理解することにつながる」「外国人や若者を巻き込んで日本文化のファンを増やしていくことが今後の目標。常設のクイズポイントや歴史を詳細に記した案内板(看板)の設置なども検討したい」などの話があり、今後の福岡城の活かし方にも話が膨らみました。

 池見中央区長は「福岡城市民の会をはじめ皆さんからいろいろとキーワードをいただいた。今後もこのような機会でご意見をいただきながら、私どもの行政にもいろいろと活かしていきたいと思いますし、一緒になって進めていけたらと思います」と話しました。